転校生が最強すぎる件 (ページ7)

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午後の授業② ページ7

『せんせー理科の教科書忘れましたー』

先生「霧雨が忘れ物とは珍しいな。次は気を付けろよ。」

『はーい』

先生「……ん？ちょっと待った。確かここら辺に…」

『？』

先生「あ、あったあった。これは違うか？」

『？……あ、私の教科書！？なんで…』

先生「霧雨がいつも使っている机の引き出しの中に置かれてたぞ？」

なるほど学校に置いていってたのか……

『ありがとうございます！』

先生「次からは気を付けろよ。では授業を始める」

黒音「…ごめん、うちの早とちりだったっぽい」

『ほれみろ絶っっっ対いじめじゃないと思ってたんだよ』

黒音「だからごめんって」

とらん「まぁいじめじゃなかったんだしそれはいいとして、

………なぁんでさっきからボクは無視され続けているんですかねぇ…？」

黒音「ﾜﾀｼﾊﾅﾆﾓｼﾗﾅｲﾅｧ」

『おいこらお前が原因でしょうが』

とらん「二人ともアウトだよ」

先生「……(⚭⚭)ｼﾞｰ」

「「『すいません』」」

((( 無言こわい )))

【実験道具準備中】

黒音「(゜д゜)」

『おいこら働け』

黒音「そんなバナナ←」

『黒音！？おまっキャラ崩壊してる………( 'ω')ふぁっ』

とらん「あれとこれと…あ、あとあれもだ」

実験器具が浮いてる…え、なんで浮いてんの？どういう原理あれ？マジ卍(？)

とらん「はい、必要な実験器具全部持ってきたよ」

黒音「…ひとつ聞いていい？」

とらん「？いいよ？」

黒音「どうやって浮かせてんのそれ…？」

とらん「それはボクもよくわかんない」

黒音「おい」

『…一応科学的には魔法とか能力とかを使わずにものを浮かせることは可能だけど…』

黒音「…あー知ってる。磁気浮遊でしょ？でも普通の中2が下準備もなしにパパッと出来ることじゃないでしょあれ」

『まあね。磁性体ならまだしも非磁性体を浮かせるのはその場でパパッと出来ることじゃないと思う。まぁ磁性体なら出来るってわけじゃないけど。』

とらん(ジキフユウ…？ジセイタイ…？なにそれおいしいの…？←)

『マジでどういう原理だよ…とらんのタイプは炎と光だから物を浮かせるのは難しいと思うんだけど…私はタイプの関係上出来るけどさ…空飛べるし…』

とらん「(゜д゜)」

黒音「この話はやめよう。とらんが放心してる」

『え、マジ？ごめん』

とらん「( 。∀ ﾟ)ﾊﾞｧﾅｧﾅｧ」

「『とらん！？』」

(※とらんはバカじゃないよ普通に頭良いよ)