闇夜、十五週目。 ページ16
ふっと目の前に人影が現れる。
zm「ッ！？」
長い黒髪、白いが、シミのあるワンピース。
先ほどの女性だ。
固まる二人の前で、唸り声をあげる。
「ううう、ああ、」
ゾムは思わず後ずさる。
すると、びちゃびちゃびちゃ、と
ゾムがいた場所に、液体が吐き出される。
shp「逃、げますよ！！」
ショッピはゾムを引っ張り、立ち上がらせて走り出す。
びちゃびちゃと液体が吐き出される音を背後に感じながら、走り続ける。
長く道を走り続けた二人。
すると、ゾムが何かに気づいたかのように目を開く。
zm「あ、ま、待ってぇや！」
shp「えっ！？ちょッ！！」
ゾムはぐちゃ、と何かを道からつかみ上げる。
zm「鍵や！」
shp「ナイスです！」
二人で走り続けると扉が見えてくる。
shp「あ、あそこ行きましょう！」
zm「せやな！」
開けようとショッピが扉をつかむが、ガチャンガチャンと、
鍵がかかっている音がむなしく響く。
zm「い、いやこれで開けられるやろ！い、行くで？」
先ほど拾った泥まみれの鍵を取り出しカギ穴に差し込む。
カチャン
zm「よっしゃ開いたわ！」
二人は急いで扉を通り、通った扉を閉める。
zm「はぁぁぁ…ちょっと、休もうや…」
shp「ま、まぁ。この辺にはいないみたいですし…」
ドクドクとうるさい鼓動が頭の中で響く。
shp「ん、張り紙？」
『きけん、たちいりきんし。このさき、がけあり』
zm「なんて書いてあったん？」
shp「この先が崖で、立ち入り禁止らしいっす。」
zm「戻れへんし、進むしかないねんな…」
shp「…そうっすね」
突如、周りを照らしていた懐中電灯が、何度か点滅し、消える。
zm「調子悪いん？」
shp「ええ…なんか、いやな予感がします」
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
今日の我々だ
オスマン(ＪＫな外交官)
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ミルクティーsサイズ(プロフ) - 凄い面白かったです!!最新頑張ってください!! (2019年8月17日 14時) (
レス) id: 758159dbb8 (このIDを非表示/違反報告)
star - めっちゃ面白いです！続きが気になります！更新頑張ってください！応援してます！ (2019年8月5日 18時) (レス) id: 93c3e87d62 (このIDを非表示/違反報告)
使徒猫(プロフ) - 妖月 零さん» コメントありがとうございます！自己満足の作品ではあったのですが、好き、と思ってくださってよかったです。死ぬほどマイペースですが、ぜひこれからも閲覧してくださると嬉しいです！ (2019年7月23日 23時) (レス) id: 4fe6cd50a1 (このIDを非表示/違反報告)
妖月 零(プロフ) - 夜廻さっきまで見てましたwwwすごく好きなので、自分のペースで頑張ってください！ (2019年7月10日 1時) (レス) id: f64de88fda (このIDを非表示/違反報告)
白砂(プロフ) - 大丈夫ですよ！いろいろと大変だと思いますが更新頑張ってください！応援しています!! (2019年7月3日 21時) (レス) id: 30dece3efd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：使徒猫 | 作成日時：2019年3月4日 22時
