♡：もうひとりの女の子 ページ4
Kosei
昨日の今日で、新しい女の子と初めて会うなんて。
珍しく湧とうっちーの話している所に行って、うっちーにくっついて離れないA。その隣でAよりも不安げな表情をした光輝がいて。
誕生日が一緒、家が隣な産まれた時からずっと一緒なきっと想いあってる2人。昨日からずっと硬い表情をしてる光輝は多分誰よりもAのことを心配してる。
同期で。高校ではずっと隣の席で。ジャニーズに入ってからずっと一緒の俺でも、ふたりの関係には踏み込めない。俺は、今までもこれからもずっと2人を見守るしかできない。
湧「 黒ちゃん 」
黒「 …んー 」
湧「 お前がそんな顔してると、ひなまで不安になるだろ 」
黒「 んー、そう、だよね 」
『 光輝 』
黒「 ん？ 」
『 だいじょうふだよ、私 』
黒「 うん、…うん 」
Aの言葉を噛み砕くように返事をした光輝と、そんな光輝の姿を見て微笑んだA。苦しいよね。俺も、湧も、うっちーも。みんな昨日から複雑な表情のまんま。弟組のみんなも元気がなくて。誰も望んでないのになんで追加メンバーなんか、って。今からやってくるのに。負のループに落ちていく。
『 みんなげんきだそ 』
『 新しい子きたときにこんな空気やだよ 』
誰よりも気持ちを呑み込めてないはずなのに、こんな時でもグループが一番大事なAがいて。
内「 …ひなのいうとおりだね、かなしいよね 」
『 うん、だめだよ 』
湧「 元気で迎え入れてやんないとな 」
『 そう、少年忍者へようこそーって 』
内「 じゃあひなとおれでいっしょにしよ 」
『 こころのなかでね、 』
内「 えー、、 」
檜「 普通に初対面でされたらビビるだろ笑 」
内「 えーしたかったあ 」
『 くぼれんとしなよ 』
久「 え？！ひなちゃんなんで？！ 」
いいじゃーん、なんて笑顔で言ったAに安心したのか、Aに久保や将聖や海琉も絡んで。よかった、とボソッと光輝が嬉しそうに呟いた。
檜「 A元気になったな 」
黒「 うん、よかった、 」
檜「 とか言って光輝がいちばん不安がってるくせに笑 」
黒「 うっせ笑 」
.
実はここだけの話。Aちゃんを下の名前で呼んでいるのは黒田くんと同期の檜山くんヴァサくん星輝くん皇輝くんしかいないんです。見えない空気感、ってやつですね。
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りり(プロフ) - はるりんさん» ありがとうございます^^4話の最後に書いている通り同期と黒田くん以外は関係値の差別化を図りたいと考えていてあだ名で呼んでいることにしていますので、、ごめんなさいт т (2月4日 3時) (
レス) @page4 id: bc73418244 (このIDを非表示/違反報告)
はるりん(プロフ) - こんにちは！楽しく読まさせていただいてます。主人公の名前が時々設定した名前でないものに変わる(デフォ？)の変更可能ですか？ (2月2日 10時) (レス) @page7 id: 51e60cfd12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2023年12月13日 15時
