♡ ページ2
You
今もこれからも多分1人だけなんだろうなって思ってた。
私のエゴだし、独占欲だけど。女の子は1人でいいよねって。
『 …え？ 』
周りを見渡すとまだ状況が理解出来てないメンバーたちの姿。
隣で悔しそうに唇を噛む光輝の手をそっと握った。
湧「 …なんでですか？ひなだけじゃダメなんですか？ 」
井「 …すまない 」
会社のお偉いさんの親戚の女の子を少年忍者に加入させる。理由は簡単だよね。井ノ原さんが断れないのもわかってる。
多分話の流れ的に滝沢さんは断ったんだよね。だから、変わったんだよね。最後に会った日、ごめんって言われたもん。
でもね。でも悔しいよ。
『 …わ、かりました 』
黒「 …A、！ 」
『 光輝、私だいじょうぶだよ 』
井「 A、…ごめんな 」
『 大丈夫、大丈夫です 』
ねえ、みんな。私ね、ここしか居場所がないの。
みんなで会議室を出てレッスン場に戻ると、みんなの顔は暗いままで、ああ多分私がこうさせてるんだよね、って。みんなのこと、しんじてるんだよ。私
『 わたしのこと、見捨てないでね 』
檜「 当たり前じゃん 」
『 こせ、っ 』
檜「 大丈夫。世界中が敵になっても俺は味方だよ 」
『 っ、…くやしい 』
檜「 うん 」
『 でも、っ…実力はある子だって 』
檜「 そうだね 」
『 だから、っ… 』
その先の言葉は出てこなかった。
前から抱きしめてくれてた光成の温もりに加えて、後ろからも横からも温もりを感じて。顔を上げると、光輝も渉も居て。大丈夫だよ、って何回も頭を撫でてくれて、気付いたらちびっ子達もお兄ちゃんたちもいて。
『 みんな、だいすき 』
→
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りり(プロフ) - はるりんさん» ありがとうございます^^4話の最後に書いている通り同期と黒田くん以外は関係値の差別化を図りたいと考えていてあだ名で呼んでいることにしていますので、、ごめんなさいт т (2月4日 3時) (
レス) @page4 id: bc73418244 (このIDを非表示/違反報告)
はるりん(プロフ) - こんにちは！楽しく読まさせていただいてます。主人公の名前が時々設定した名前でないものに変わる(デフォ？)の変更可能ですか？ (2月2日 10時) (レス) @page7 id: 51e60cfd12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りり | 作成日時：2023年12月13日 15時
