【ら運営】転生したら言葉通じなかったわ【gnki】

お迎え ページ9

｢それまでノーヒントで頑張れと？｣

神｢んん、まあ何とかなるっしょ☆｣

｢ふざけんな燃えるゴミに出すぞ｣

神｢僕紙じゃなくて神だからね？｣



誰が上手いこと言えと((

なんて、思っていたら思い出したように神は口を開いた。



神｢1つ目のポイントはそう遠くないよ
それさえ越えられれば、君はこっち(異世界)とあっち(現実)の記憶の1部を取り戻せるはずだ｣

｢つまり？｣

神｢1つ目のポイントを越えたら、こっちの記憶が戻って、言葉も分かるようになる……かも？｣

｢なんで疑問形にした？｣

神｢さあ？｣

｢不安にさせないでよほんとに燃やしますよ｣

神｢ははは、ゆうってめっちゃ不敬じゃーん｣




やっばそういや神だった。頭下げとこ(おい)



｢あ、さっき出会った3人のこと教えてよ｣

神｢んん？あー、ゆうのこっちの世界での友人だね
こっちの世界での君の名前はкjuйфвだよ｣

｢何て？？？｣

神｢こっちの発音で言うと……A｣



Aか……上手く発音できるかな、これ。
立て続けに彼らの名前を教えてもらった。

らっだぁ、たらこ、あろえ。

…どうしてか分からないけど、聞き覚えがある……気がする。



神｢ゆうの3つの分岐点に関わってくる人間は彼らを含めて9人いるよ。みどりいろ、ばどk｣

｢今覚えろと！？ 厳しくない？｣

神｢……んー、まあそうか、じゃあちょっとお手伝いしてあげる｣




ぱちん

神様が指を鳴らせば、頭上に“ФmЦ”と“ゴッド”の2文字浮かんだ。
水面を見れば、私の頭には“кjuйфв”と“A”の2文字。

マイクラIDみたいだな、これ。



神｢ほら、これでわかりやすい｣

｢これがあの人たちにもついてるようになったの？え、意外にゴット有能？｣

神｢ははは、口悪いなほんと｣



笑っていたゴットが急に固まった。
何事？なんて声を出そうとしたら、｢時間みたいだ｣と先に一言言われた。



｢え？｣

神｢君のお迎えが来たみたいだよ、大丈夫、彼らは優しい……？と思うから頑張ってね｣

｢だからなんで疑問形にするんだよ｣



あ、マジで消えやがった。不安でしかないんだけど……

まあ頑張るしかないか、3つなんかクリアしたら家に帰れるんだよね？
よし、気合入れてこ。
ほっぺを叩いて、振り返った。



ｶﾞｻｶﾞｻｶﾞｻ







草むらから飛び出したその人の頭上には
“ЯuдПшЕruЯщo”“レウクラウド”と書かれていた。

険悪ｯ！！運営限界大討論！！！→←湖のGOD

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