3話目 ( 暗殺者 ) ページ7
銃声じゃないと聞き、顔を出す。
私の家ではクラッカーなんて使わないから、仕方ないだろう!?
「皆!今日は飲めや歌えや宴なの!あまり新人さんを囲まないように!カンパーイ!」
ハイテンションなエマさんが仕切る。
未成年じゃなかったんだ。
今は若いのと関わりたい気分じゃない。落ち着いた所に行こう。
おじさんたちが集まっている所へ行く。
「私もご一緒に飲んでもいいでしょうか?」
「勿論」
席を作ってくれたので、そこに座る。
「…まず、みんな自己紹介から始めようか。私はマジシャンのセルヴェ·ル·ロイ。よろしく」
「次俺!俺はオフェンスのウィリアム。よろしくな!」
「私は野人のモウロだ。よろしく」
「僕は冒険家のカート·フランク。よろしくね!」
「私はカウボーイのカヴィン·アユソ。よろしく、レディ」
「改めまして…私は高城Aです。以後お見知り置きを」
丁寧に御辞儀をする。
皆が口々によろしk、と返してくれる。
「んじゃあ、飲むぞー!」
ウィリアムが皆のコップに酒を注いでいく。
既に注いでいた私のコップを見て、何飲んでるんだ?と聞いてくる。
「お酒…としか……」
「そうだな!何度だ?」
「45度です」
「はっ!?45!?やっべ〜ww」
軽く微笑んでから、酒を一気に飲む。
喉に感じる熱い感覚はいつぶりか。
「ぷはーっ…うまうま……」
「アンタ、いい飲みっぷりだねぇ!この酒も飲んでみないかい?私が作ったんだ!」
目の前に急に現れたお酒。
…68%!?
涎が出てくる。
「どうだい?」
「飲みたいです!」
「そうこなくっちゃ!」
ガッツポーズを取る女性。
そういや、この人誰だ?
「あ、私はバーメイドのデミ·バーボン。よろしくね、夏葉ちゃん!」
「よろしくです」
にこっと微笑む。
「じゃあ、早速行こう!警察官が待ってるよ!」
えっ、警察官も飲むの?
…………嫌な予感しかしないぞ…っ!?
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
