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「幸せって何だろうね？」
『またそれか。』
「だって本当に分からない。
何を目標にして生きてんのかな、あたし。」
『目標なんて無くてええやん。生きてさえいれば、何とかなんねん。』
「うん…」
また、聞いてきた。
たまにあるんよなぁ。
１ヶ月に2.3回くらい…？
俺は今みたいに返して終わりやけど、
実際、俺やって、幸せの意味とか、よお分からん。
やから、Aの言うことも分からんでもないねん。
それに、俺とAは付き合っとる。
やから俺はAを幸せにしとるつもりなんやけど
Aも幸せって言ってくれとるんやけど
何かが足りないんやて。
やから、俺は、その何かを見つけるために
お前の傍にずっと居るよ。
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作者名：りあくら | 作成日時：2017年1月29日 2時
