【暗殺教室】幼馴染み→恋人part7［赤羽業］

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『…マッハ…40…』


殺せんせーの倍速いスピードって…事？



恐怖からなのか身体がカタカタと揺れる。
死神は再び殺せんせーに向かって攻撃を始める。




「この狭いバリアの中では最高速度までは出せんがな。要するに基本性能が倍という事」


「素人の子供と違ってあっという間に触手に慣れた。そこにいる〘初代 〙がそうであったようにな」



ゴッと死神の凄まじい頭突きを喰らい飛んで行ってしまう殺せんせー。



「メンテナンスの必要がない使い捨てだ」


「寿命は3ヵ月も無い代わりに凄まじいエネルギーを引きだすように調整できた。もちろん死ぬ時も爆発する危険は無い仕組みだ。ﾊﾊﾊ!!安全で完璧な兵器だろう!!」



…使い捨て…………兵器……。


まるで物のように扱う此奴に腹が立ってしょうが無かった。



「…そうやっていつも…他人ばかり傷つけて…自分は安全な所から…!!」


『……っカエデ…』




「…そう思うかね？」


「『!!』」


「俺に死の覚悟が無いと…そう思うかね？」



取り出し、首に刺したのは………、



私自身も刺した事のある物。



「命などもうどうでもいい。俺から全てを奪ったお前さえ…殺せれば」




突如柳沢の身体に黒くヒビのようなものが浮かぶ。
嫌な汗が頬を伝う。
アレが私が打ったのと同じ触手の種だとしたら…!!

3→←ラスボスの時間

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