【暗殺教室】幼馴染み→恋人part7［赤羽業］

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ん。なんか寒いなぁ。


「…はぁ、ホントに良かった」


『かる…くしゅ』


『…ってうわぁ！？何この格好！？』


胸から腹にかけて綺麗に服が破けてる。
最悪だっ…。


男子が数名赤い顔をしながら私から逸らす。
…岡島に関してはメグに強制的にだが。


どうしよ、どうしよ…


『…お嫁に行けない…』


ふわっと後ろから上着をかけられた。


「…これ来てな」

『…あ、カルマありがとう』


お礼を言うとカルマの口が耳に近づいて、


「…俺が貰ったげるから大丈夫」


そう呟いて離れて行った。


えっ…貰う？


？を浮かべているとドサッと後ろから音が聞こえた。


「「殺せんせーっ!!」」


「ふぃーっ疲れました」


私は咄嗟に立ち上がった。



倒れ込んだ殺せんせーは…

いつになく満足気で…

いつになく弱弱しかった。



「皆さん。暗殺者が瀕死の標的を逃がしてどうしますか」


『…っ』


「わかりませんか？殺し時ですよ」


「楽しい時間は必ず終わるものです。それが…教室というものだから」


私は空を見上げた。
膨れ上がっていくレーザーの光は…


予定に変更が無い事を雄弁に残酷に物語っていた


時計を見れば23時31分。
私達に迷ってる時間は無い。

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