ドキドキしあう関係になってみない？Shori (ページ6)

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告白ページ6

A「え？かわいい？惚れた？」

勝利くんの目を見ながらニヤッとして言ってみる。

どうせ、馬鹿にしたように笑って流されるんだろう。

なんて思ったら

勝利「うん。ていうかとっくに惚れてる。」

伏目がちにパスタをくるくる巻きながらつぶやく彼

は？
えなになに
飲み込みかけた赤ワインが変に入ってむせてしまう。

A「ゴホッゴホッえ？なにそれ」

思いもしない言葉に驚きが隠せない。

勝利「ちょっと汚い笑大丈夫？」

カーペット汚さないでよー？なんて言ってティッシュを差し出してくれる勝利くん。

　

A「ごめんありがとう」

少し落ち着いて勝利くんをみると普通にワインを飲んでいた。

え、なんなのこの人さっきのって口説かれたよね

これはさ、聞かないわけにはいかないよ

A「あのさ、口説いたの？いま告白したの？いま」

少しの沈黙の後、フォークを置いた勝利くんが私の目をじっと見てつぶやいた

勝利「本当はさ、いうつもりなかったんだけどさ、
たまたま2人きりだし、なんか言いたくなっちゃったわ」

いつもはあまり見せない真面目な表情にドキッとしてしまう。

勝利「あのさ、好きなんだよね前から」

私、担当タレントにいつのまにか惚れられていたみたいです。