浮遊城に集う戦士2【ドラゴンボール×ソードアートオンライン】

（89）【第三層】性格 ページ41

その後もベータの頃にあった話をして攻略会議までの時間を潰した。

キリト「ベータの話といえばまあこんなもんかな」

アスナ「探せばまだ全然出てきそうなものだけど、もう時間だしそろそろ終わりにしないとね。有意義な話をありがとう」

キリト「なにが有意義なんだ…」

キャベ「面白い話がいっぱいあったなあ。いつかカリフラさん達にも話したいです」

リゼ「こ、こら、やめたまえ。絶対知られたくない」

キャベ「いや、知られたくないような話なんて無かったですよ！全部武勇伝でしたし」

リゼ「うあぁぁ…。。」

武勇伝なわけあるか！思い出すだけで暴れたいような気持ちになる話ばっかなんだから。。。

キリト「しっかし、リゼ本当に変わったなあ。きっと君たちのおかげなんだろうな」

後半はヒット、悟空、キャベに向けた言葉だ。君たちというのはこの3人を含むドラゴンボール側の人たちのことを言っているのだろう。

リゼ「変わったって言うけど、あの頃はキャラ作ってただけだって」

キリト「いや、なんか根本的な部分がな。。言っても分からないかもしれないけど」

悟空「確かに最初の頃からは変わってるかもなあ」

最初って、SAOの説明をした日が悟空と初めて会った日だからそこと比較してってこと？あの時からは正味2ヶ月くらいしか経ってないけど変わった、、のか？いや、変わらんだろ。変わるきっかけも特にあったわけではないし。。

ヒット「最初の頃よりは笑顔が増えたな」

君もな。という言葉を飲み込みつつ考える。最初の頃も笑ってはいたと思うけどそんなに気になるところか？

悟空「最初の頃は作り笑いがうまかったからなあ」

まじか。。。そんなに分かり易かったか？というか作り笑いしていた自覚が無かった。。

リゼ「そんなことより早く行こ〜」

アスナ「あ、逃げたわね！」

こうして地獄の公開処刑が終了した。

まあ大した事はなくて良かったと思う。

キリト「キバオウのやつ、リゼの見間違いだといいな〜」

ああ、まだ大した事が残っていたのだった。

リゼ「さすがにそれはない、、と思う」

攻略会議荒れませんように、と祈りはしたが、数時間後この世には神様なんていないことを再確認させられようことなどこの時はまだ知らなかった。

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