浮遊城に集う戦士2【ドラゴンボール×ソードアートオンライン】 (ページ4)

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（52）【第二層】ボスページ4

キリトがボスについて喋り終えると、今度は私にも発言が求められた。大勢の前でなんか言うの苦手なんだよなぁ。

リゼ「え～っと、キリトと言いたいことはほぼ同じだけどあと2、3個追加で。まず、今回のボスはスタンをさせる雷を打ってくるんだけど、スタンした人はなるべく扉に近い壁側に連れてくること。それと、ボスに変更があって知らない攻撃をされてもボスの全体を観察して初動モーションを見つけること。それくらい、かな」

二人が喋り終えるとほとんどのプレイヤーがぐっとうなずいた。キバオウの表情は相変わらず読めなかったが、リンドやディアベルは意外そうな顔でこちらを一瞥した。

ディアベル「…第二層ボス、倒すぞ！！」

結局、第二層の真ボス情報は言いそびれたわけだが、それに備えたことは大体言えたから一応大丈夫。だめだったら私がみんなを守る。
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キリト「来るぞ！」

後ろに飛ぶと、今までいた場所にデバフ付きソードスキル《ナミング・インパクト》が、落下してくる。デバフというのはもちろんスタンだ。

キリト「全力攻撃一本！」

アスナ「…行けそうね！」

ただ今、レイド2はボスモンスター《バラン・ザ・ジェネラルトーラス》の取り巻きMobを排除している。バラン・ザ・ジェネラルトーラス。。バラン将軍か。レイド2の半分は取り巻きMob退治、残りはレイド1で麻痺した人のサポートをしている。見ると、麻痺している人は結構増えている。

リゼ「…あれ、やばいんじゃ。。」

キリト「ちょっと行ってくる！2分くらい任せた！」

ヒット「了解した」

そしてキリトが行っている間にMobを倒し、LAボーナスをもらった。

アスナ「どうだった！？」

キリト「あと1人、麻痺したら引くって。でも、行けそうだった！」

アスナ「そう…。でも、一層のボスがロード(王)だったのに二層が…」

それをアスナが言い終わる前にボス部屋の真ん中に赤い大きな丸が出現した。
あれは…新たなモンスター、すなわち真ボスの出現の予兆だ。…しかし、早い。まだ今いるボスのゲージは二段を残している。
考えられる可能性はただ一つ。
－ベータ版のみではなく原作からの変化もある、ということ

リゼ「みんな赤い円から離れて！」

多くの人は危険を察知し離れたが、2人くらい反応するのが遅れた。

リゼ「ちっ。。」

助けに行くしかないか。

キリト「待て！間に合わない！」

リゼ「うっ。。」

だが、幸い近くにいた悟空達が助けることができた。