浮遊城に集う戦士2【ドラゴンボール×ソードアートオンライン】 (ページ20)

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（68）【第三層】朝ページ20

お爺さん「三時間程で終わるからそこらで待っているんじゃ」

リゼ「あ、はい」

三時間か～。仕方ないから三時間だけ寝よう。ベッドは無かったが、幸い机を挟んでソファが二つ置いてあった。

リゼ「あそこのソファで寝よう」

ヒット「ああ」

眠気MAXだったのでほぼオート状態でソファまで行ったが、寝ようとした時一通のDMが届いた。一割くらい意識を覚醒させて開くとアスナからだった。曰く【大丈夫？】。あまりよく考えずに大丈夫、と打とうとしたが意識が持たなかった。
－あ、もうだめ。
ウインドウを開いてソファに座ったまま意識は途切れた。
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朝、？あと五分だけ寝たいな。

ヒット「起きる時間だぞ」

リゼ「お、にいちゃ、、ん？？あ、あと、、、五分だけ寝させて、、、」

ヒット「……？」

お爺さん「早よ起きろ！こっちは忙しいんだ！！」

リゼ「お、爺ちゃ、ん？……んん？？」

覚醒しないままの頭で目を開けた。

リゼ「……って誰！？」

周りを見渡して、3割くらい覚醒してくると今の状況を思い出した。

リゼ「あ、、ごめん、寝ぼけてた。おはよう、、でもないか」

早朝1:00。ヒットとお爺さんにお兄さん、お爺ちゃんと言った挙句、誰？とまで言ってしまった。
この世界に来てから前の世界と錯覚したことなんてなかったんだけどな。そもそも、お兄ちゃんやお爺ちゃんなんて。。。現実世界のことを考えそうになったが、今はそれを押しやった。

体を起き上がらせると寝る前の状況も思い出した。確か、ウインドウを開いたまま座って寝てしまったのだった。ウインドウも閉まってるし、ソファに寝ていたということはヒットがやってくれたのかもしれない。一応心の中でお礼を言っておく。

ここまで気づいて、アスナのDMのことも思い出した。大丈夫と打とうとしていたが【だ】だけ打って送ってしまっていた。その後アスナからは、【え？】【どうしたの？】など、計5件ほど送られてきていた。なので【ごめん、寝落ちしてた。大丈夫だよ】と送っておいた。まぁ、この世界で寝落ちは変かもしれないが。

お爺さん「ここから先はお前らが決めるんじゃ」

リゼ「決める？何をです？」

お爺さん「これに決まっとるじゃろ」

お爺さんが言うとパーティーリーダーであるヒットの前にウインドウが表れた。

お爺さん「かっこいい名前を決めてやるんじゃぞ」

決まるってギルドの名前、旗のデザインとかか～。