浮遊城に集う戦士2【ドラゴンボール×ソードアートオンライン】

（60）【第三層】過去 ページ12

ヒット「意外だな。お前は煽られたらすぐに言い返すタイプだと思っていた。下手したら物理攻撃に出るか心配だったぞ」

リゼ「私を何だと思ってるんだよ。 まぁ、知らない人だったらやってたかもしれないけどさ。今後、協力したりすることもあるかないか分からないし、そこは合理的判断でやめといた」

ヒット「同じサイヤ人でも性格は二種類に分かれるな。ベジータやカリフラだったら確実に攻撃していた」

リゼ「あの二人はね。。逆にキャベ、悟飯あたりは怒るっていうか困りそう」

ちなみに小さいトランクスはベジータ派で、大きいトランクスは悟飯派だと思う。

ヒット「育った環境が関係しそうだな。。そういえば、孫悟空はなぜ二つ名前があるんだ？」

リゼ「あー、簡単に言うと、悟空は小さい頃に地球に飛ばされて、地球人だと思いながら生きてたんだけど、その時に育ててくれた人が孫悟空っていう名前を付けたの。そんで、サイヤ人が地球に襲来して悟空はカカロットという名前のサイヤ人だっていうことを知った、って言う感じかな」

ヒット「なるほど。その時に襲来したサイヤ人がベジータだということか」

リゼ「半分正解。サイヤ人ってことを教えたのは悟空の兄だったからね」

ヒット「孫悟空の兄か。強そうだが力の大会には出なかったのか？」

リゼ「んー、第七宇宙のサイヤ人は星を奪って売ることで生きているから、悟空の兄のラディッツは地球に来た時に悟空に地球の人を殺すように言ったんだけど、当然悟空は断って、ラディッツを殺したからもう死んでるよ」

ヒット「いろいろと複雑なんだな」

リゼ「そう。悟空も普通なら地球の人々を殺していたはずだったけど、地球で育てられている時に頭を打ったらしくて穏便な性格になったそうだよ」

ヒット「今は穏便ではないけどな」

リゼ「穏便ではないね」

ヒット「孫悟空の息子の孫悟飯があれほど穏便なのが不思議なくらいだ」

リゼ「まぁ、悟飯は昔から戦いが嫌いで学者を目指してたからね。そもそも悟空が育ててないし」

ヒット「息子を自分で育ててないのか！？」

リゼ「うん、さっき言ったラディッツ戦の時に悟空とピッコロが共闘してラディッツを倒したんだけど、その時に悟空も一緒に死んじゃって。その一年後に新たなサイヤ人、まぁベジータとナッパっていう奴なんだけど、それが来ることを知ってピッコロが悟飯を修行してたからね」

ヒット「その後孫悟空はドラゴンボールで生き返ったのか」

リゼ「せいか〜い」

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