浮遊城に集う戦士1【ドラゴンボール×ソードアート・オンライン】

（47）【第二層】三回戦目 ページ48

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三回戦目は悟空VSベジータとなった。じゃんけんをしたわけではなく、ベジータが悟空と戦いたいらしい。
戦いが始まると、激しい斬り合いが始まった。他の戦いとは違い、ソードスキルを突撃させあってライトエフェクトが激しく舞っていた。まじでこれはただの戦闘狂だ。あんなのと戦いたくはないなー。
そして、その最初の挨拶てきなのが終わって一度距離を取る。
ここからが本番か。
戦闘を見ていると少し違和感を感じた。よく見たらそれがなんなのかはっきりわかった。悟空の目が金と黒で点滅している。まるで、超サイヤ人になる前兆かのように。髪の毛は変わってないので目だけ金になるのか？いやでも、超サイヤ人って。。
だが、それを見届ける前に試合は終了した。悟空が一発当てたらしい。
試合が終わると目は黒に戻っていて、本人は気付いていないらしかった。ただ、試合中力が溢れてくる感じがあって気分が乗ったとのこと。一応、効果はありなのか。

ウイス「最終試合、始め！」

始め、というと同時にこっちから動く。悟空の剣は重さ重視なので斬り合いに持ち込んで優位に立つためだ。斬り合いには乗ってくれたが、なんか優位に立っている感がない。速さとしてはこっちの方が上だが決定的な攻撃は避けている感じだった。
悟空相手に小細工は効かないと諦め、短剣は使わないつもりだ。
そして、このまま斬り合いをしていても埒があかないので一度後ろへ飛んだ。すると悟空はそれを待っていたかのようにソードスキルで追撃してきた。やむなく、もう一度後ろへ飛ぶが、また悟空がソードスキルを発動させようとしていることと、もう武舞台の後がないことに気づいた。
なるほど。。
こうなったら手段は一つ。ソードスキルをソードスキルで相殺することだ。相殺すると、ソードスキルラッシュが続き、技後硬直を気合でキャンセルしたり、相手のソードスキルを読んだりが続く。こうなってくるともう感覚的な戦闘で、集中力が切れた方が負ける。技を読み合いながらふと見ると悟空の目が金色になっていた。
超サイヤ人になってる‥！
この状態が続くこと何秒か経ち、悟空がフェイントで通常の斬りを放った。そして、それをパリィする。
今しかない…！
悟空の後ろに回り、ソードスキルを打つ。これなら体術ソードスキル使っても間に合わない筈だし、剣で太刀打ちもできない筈。
決まる！！
しかし、悟空は超人的なスピードで動くと私のソードスキルを剣で止め、閃打をクリティカルヒットさせた。

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