浮遊城に集う戦士1【ドラゴンボール×ソードアート・オンライン】

（15）トランクスとの試合 ページ16

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ウイス「ルールは、表示された相手のHPを半減させた方が勝ちです。気弾や舞空術は一切使えません。フィールドに戦闘力が同じになるような効果を加えたので力の差はこの戦いに関与しません。場外負けのルールはありません」

こんなフィールド作るとかウイスさんやべえ。でも、これで対等に戦える。緊張するけど少しワクワクする。どれくらい強いんだろう。

トランクスか剣を構えた。中段の構えだ。多分、ソードスキルは知らないはずだから通常の切り込みか。私はまだ剣は構えない。読まれないために。

ウイス「では、開始まで5秒前」

ここで剣を抜いた。

4

3
この時点でソードスキルを発動させる。0になるまで引き伸ばして、、、
2

1

ウイス「開始！！」

ウイスさんが開始と言った時にはトランクスに切り掛かっていた。きっと開始した瞬間攻撃というのはこの世界の人たちはあまりしないのだろう。すごく驚いているが、トランクスは剣でソードスキルを受け止めた。

すごい精神力、、、

リゼ「まだだ！」

トランクス「はぁあ！」

剣の弾き合いが始まった。体に当てようとしても弾かれ、攻撃される。そして、それを弾く。このままでは先に疲れた方が負ける。もしそうなったら負けるのは十中八九私だ。打開策は。。。

見渡した私の目に入ってきたのはヒットが持っていた短剣。あれで注意を引き寄せれれば。

リゼ「ちょっと借りる！」

ヒット「！！」

短剣をトランクスの肩に向かって投げた。注意を引き寄せれれば上出来だったが、意外にも構えが投剣スキルのソードスキルだったらしくHPまで削っていってくれた。当然、トランクスの注意がそっちに引き寄せられる。

リゼ「はあ！」

二連撃ソードスキル、バーチカル・アークを体のど真ん中に打ち込む。それによってトランクスのHPが二割削られる。

トランクス「しまった！」

トランクスが咄嗟にパンチを繰り出す。運が悪いことにそのモーションは体術ソードスキルの閃打だったらしくクリティカルでこちらのHPが一割削られる。そして、トランクスが大きく距離を取る。

ソードスキルによる硬直が解けた瞬間、私は三つ目の技、突進ソードスキル、レイジ・スパイクによって高速で距離を詰めた。そして、体術ソードスキル、閃打を打つがトランクスの剣によって弾かれる。

リゼ「いけ！」

がら空きの体に二回目のバーチカル・アークをクリティカルヒットさせた。

ウイス「そこまで！

この勝負、リゼさんの勝ちです！」

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