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時計に目をやるとまもなく11時半
『そろそろ帰るわー』
同じ部署の同僚は近くで1人暮しをしてる後輩の家に泊まるらしい。さすがにこの歳でここに雑魚寝は厳しいもんがあるもんな。
2駅離れた所の実家組の私は終電逃したらタクシーでも帰れる距離だけど、終電に間に合うように帰る支度をはじめた
『お疲れ様っ』
と挨拶して部屋を出る
ここから駅までの道暗くてちょっと怖いんだよね…でも皆結構酔ってたからな、神宮寺くんは酔い潰れた後輩の介抱してたしな
玄関で忘れ物してないか鞄の中をチェックしつつ靴を履いてると階段を駆け降りてくる音がした
「送っていきます」
そう言って私の顔をチラッとみた後
深くキャップを被った岸くんが先に玄関を出た
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作者名:Riri | 作成日時:2022年9月16日 8時