【暗殺教室】幼馴染み→恋人part1［赤羽業］ (ページ6)

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さーっと風が吹き、葉が舞い上がる

私はぼーっと彼を見つめた

「よー渚君久しぶり」

ニコッと笑うカルマに何故か私は寒気を感じた

今の彼はなんか怖い…！

その時パチッとカルマと目が合った

「唯奈も久しぶり～！元気だった？ごめんね連絡しなくて」

カルマが私に近づいて頭を優しく撫でてきた

嬉しいはずなのに私はただ地面を見つめていた

「わ！あれが例の殺せんせー？」

私を撫でた後殺せんせーの方に向かうカルマ

私は隣にいた凛香の服の袖を掴む

「…唯奈？…大丈夫？」

驚きながらも背中をさすってくれる凛香

いい親友をもったなぁ

カルマの方を見ると殺せんせーを挑発していた

よく見ると殺せんせーの触手が破壊されていた

…初めてだ…

殺せんせーにダメージを与えた生徒！！

誰もがカルマに釘付けでそう思った

　
「渚、私Ｅ組来てから日が浅いから知らないんだけど彼どんなひとなの？」

「…うん１年２年が同じクラスだったんだけど２年の時続けざまに暴力沙汰で停学食らってこのＥ組にはそういう生徒も落とされるんだ…」

それと…っと渚が私をちらっと見て続けた

「カルマ君…唯奈の幼馴染みなんだ」

えっ！？っとカエデが私を見る

まあ、話してなかったしね…

知ってるのは渚と凛香となぜか殺せんせーだしね～

「そうなの！？唯奈！！」

『うん、でも…今この場じゃ優等生かもしれない…』

私の言葉に？を浮かべるカエデ

続けて渚が言う

「凶器とか騙し討ちの基礎なら…多分カルマ君が群を抜いてる」

殺せんせーを挑発し終わったカルマがこちらに向かって歩いて来ていた

その時のカルマの口角が不気味に上がっていて私は無意識に肩を両腕でさすった

今の彼には近づきたくない………

そうおもわずにはいられなかった