【暗殺教室】幼馴染み→恋人part1［赤羽業］ (ページ50)

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だが、すぐにカルマに手首を掴まれ床に押し付けられる。完全に上を取られた

呼吸を整えるカルマを私は見つめる

力じゃ叶わない・・・

『……どうして？』

「どーしてって…そんなの」

「…きみのこと好きだから＿＿＿」

私はカルマを見つめる

私を好き…

そう

私は両手でカルマの顔をつかみ寄せる

刹那、２人の顔が重なった

『…だったら』

「…え…」

『もう私のこと好きでいてくれなくていいよ』

どすっと鈍い音と共にカルマの体に百足の尻尾の先端が刺さった。
勢いよく抜けカルマは苦しそうに肩で息をする

ねぇ…カルマ

いやでしょ？こんな子

『カルマって本当に私のこと好きなのかな？違うんじゃない？』

「…な、に…言ってんの…」

「…俺がこんくらいできみを嫌いになる？あんまり甘く見ないでよ…ちょっと怒るよ？」

なんで…

普通嫌いになるよ？

わからない…わからない…

「あの穴に落ちたら二度と戻って来られないんだっけ？いいよ、落ちてあげる」

『…！』

ガシッと抱きしめられ穴の方へひきづられる
もがくけどバカ力のカルマ、ましてや暴力沙汰の男に勝てるわけない。

『…い、や…放して、カルマ』

「嫌だ！」

「死んでも放すかよ＿＿」

私達は真っ逆様に落ちていった