【暗殺教室】幼馴染み→恋人part1［赤羽業］ (ページ49)

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『…良かった。渚もカエデも落ちてくれて…２人には悪いけど、今は邪魔だからね…』

私は２人が落ちた穴を見つめて呟く
ここまでは順調だね…でも、

『…ちょっとだけショックかなぁ私の事疑ってたの？＿＿＿＿＿＿カルマ』

「何か変だってことくらいわかるよ。幼なじみだからね」

『ふぅん』

面倒だね…幼なじみって

カルマが何かあっただの、脅されてるだの色々聞くから私は答えた

“私の願いのため”ってね…

「…願い？」

『あの人はね…私を送ってくれるんだって境を越えて遠くの彼方の岸部…“あの世”まで！』

私は両手を広げ、笑顔で言った

『私ずっとねとおーくに行きたかったの！それが私の願い事…』

「…遠く…どうして？」

そんなの

『忘れた！それに理由なんてどうでもいいよね？私は帰らないよ…邪魔なものは捨てる…だから……カルマもいらない』

穴から出てきた百足のようなドラゴンの頭の上に乗る

「A…」

『ゴミはゴミ箱へ…ね？』

百足はすぐにカルマに攻撃をしかける
だが身体能力の高いカルマは余裕で避けている

私はその光景を百足の頭から見る

「片付け上手なAもかわいいね！」

なんでそんな笑顔なの？

なんでそんな余裕そうなの？

むしゃくしゃしながらも攻撃を繰り返す

「でも…」

『！』

「その願いだけはちょっと叶えてあげらんないな！」

カルマの攻撃により私は百足の頭から落ちてしまった