【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ45)

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総理大臣が各国共同声明を読み上げ始めた。

巨大光線と光のドームは2種類の超暗殺兵器によるものである事。

これらの兵器が狙っている標的こそが…

月を壊した元凶である事

その他、

地球が滅ぶ事、政府を脅し、生徒(私達)を人質に、

教師になりすまして学校に潜伏していた事。

明らかに

殺せんせーだけが悪者だという印象を与えた。

私は無意識に握る拳に力を込めた。

皆も悔しそうに顔を歪め、山の方へ向かうが、

厳重な兵隊達が邪魔をして手も足も出ない。

「やめろ。生徒達に手荒くするな！」

「か、烏間先生!!」

「なんスかあれ!!」

「私達何にも聞いてないよ～!!」

「しかもあの声明じゃ、殺せんせーが全部悪いみたいな…」

「俺すら直前まで聞かされなかった。前もって我々が知っていれば…奴に計画を勘づかれる恐れがあるためだろう」

烏間先生の言い分は分からなくもないが、

「納得できません。殺せんせーと会わせて下さい！」

「駄目だ。行って人質に取られたら事態が悪化する」

人質?!

殺せんせーが！？

烏間先生の言葉にイライラしてると

マスコミが押し寄せて来た

「怪物の教師に脅されていた生徒」、

「1年間支配されていた気持ち」、

「『……!!』」

反論する前にカルマが私を後ろに隠したからテレビに流される事は無いが…。

…まるで知ったような口振り。