【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ41)

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確定の時間ページ41

「な…何十万枚撮ったんだか…」

殺せんせーに付き合わされた私達は帰って来た瞬間に倒れ込む。

「世界30ヵ国…1日で回った」

「しかも一瞬撮ってすぐ移動」

「観光するヒマも無かった」

皆が懸命に呼吸してる横で、

『～♪』

マーライオンとのツーショット写真を眺めていた

夢だったんだよね〜

「…なんでAはあんな笑顔なんだ」

「てか…息切れもしてねぇ」

「…うん、やっぱりAは可愛い」

「「(カルマだけなんかズレてる…)」」

「そんで言い出しっぺがこの疲れよう」

「卒アルごときに何でここまで…」

私は殺せんせーの傍に寄って顔を窺う。

うわぁ、顔が悲惨な事に。

「ヌルフフフ…楽しいからですよ」

『……え？』

「楽しいからこそ手間暇かけて工夫して力の限りで取り組めるんです」

「まずは自分が楽しむ事です。皆さんもそういう場所を見つけて下さい」

私は近くにいた渚と顔を見合わせた。

自分が楽しむ事…それはこれから大人になっていく私達へのアドバイスの1つか。

……私はどんな大人になってるのかな？