【暗殺教室】幼馴染み→恋人part6［赤羽業］ (ページ20)

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彼の隣には見たことある女子が。

『私はカルマの幼馴染みだよ～』

にこにこと愛想良く笑う彼女。カルマ君とよく一緒にいるAだった。

あの時名前を教えてくれなかったのは何故だかわからないけど敢えて触れないようにしてた。

にこにこと楽しそうに話す彼女を見る彼の目がとても優しくて、彼の気持ちに気づいた瞬間でもあった。

…でも２人と友達でいれる時間は…そんなに長くなかった。

Aか急用で帰ってしまいカルマ君と２人で帰っていた時の事、

「…なんかすごく機嫌悪そうだね」

「…幼馴染みが先帰っちゃったからね」

だからか、と納得していると。

柄の悪い人達に囲まれてしまった。それを楽しそうに対処するカルマ君。

勉強もケンカも…

一人で勝てる強さがあるから上がれる舞台

彼の舞台に…僕はとても上がれなかった

その日以来、カルマ君から話しかけられてくる事はなかった。同時にAとも。

彼が停学を食らう頃には…ただのクラスメートに戻っていた。

Aが話しかけて来なかったのもカルマ君から何か言われていたからだと薄々感ずいていた。