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カルマside


中村と一緒に茅野ちゃんのチョコ渡しを見た後、



「そーいや、カルマ。Aからチョコ貰った〜?」

「いーや。貰う所か、今日全然話してないよ」



授業中は話せる時間も無く、昼休みは颯爽で何処か行くし、放課後やっと話せると思ったら先に帰られるし…



「…嫌われたら生きてけねー」


「ははっ!あの子に限ってそれは無いでしょ!」




隣で笑いを浮かべる中村を横目に俺は立ち上がり両手をポケットに突っ込む。


…Aんち寄ってこ






中村と別れた俺はAの家までやって来た。インターホンを押せば当然のように家主である彼女が出てくる。


『はーい!…ってカルマ!?どーしたの?』

「…俺に渡す物なんかないの?」

『…渡す物?』


なんかあったっけ?、と首を傾げる彼女。


…気づいてよ、自分からは絶対言えないから。






『…あ、チョコ?』

「………うん、」



忘れてたー!とドタバタ家の中に走って行く彼女に俺はため息をついて玄関に座り込む。


……ホント、バカ。





『はい!どーぞ!』

「…ありがと、」



赤いリボンのついた箱を貰い緩む口を隠しながら礼を言う。



『チョコ貰う為に来たのか〜。じゃあ、用事は済んだし早く帰りな?』


「…ん、後もう1つ」


『…え、まだ何か…んっ』



チュッ




Aの額にキスをして目を見つめる



「チョコありがと、お返し期待しててね」



Aの頭を優しく撫で、俺はすぐに帰った。







『…////』

3→←バレンタインの時間



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設定タグ:暗殺教室 , 赤羽業   
作品ジャンル:アニメ
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赤羽業&愛未 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page1 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽業 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page2 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリ | 作成日時:2021年4月3日 19時

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