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『私は公立の総合学科だよ〜』
えぇーっとまた驚きの声が上がる。
「公立は良いとして、総合学科!?普通科じゃないのぉー!?」
『うん、まだ夢決まってないからね』
確かに私の学力だったら公立の最高峰に行けるかもしれないけど、行けるのは夢が決まってる人達だけ。
私はやりたい事も何をしたいかも未定だから総合学科の方へ行くんだ。
……自分の夢を探しにね?
「Aと高校離れるのはホントに嫌だなぁー。…毎日家に行こっかな」
『や、やめて』
そいえば、
『渚も受けたい高校あるんでしょ?』
「……うん。」
「茅野も、杉野も、皆も…お別れだね。もうすぐ」
サラサラと空から白い雪が降ってくる。
受験当日
いつもと変わらない朝。
変わったのは隣にカルマがいない事と行き先だ。
まずは滑り止めの私立受験。
…緊張する〜。
チラッと時計を見る。
もう、皆試験始まってるかな。
スーハーっと深呼吸すれば見えて来る試験会場。
会場内に入っていくのはこれから共に戦う相手。
自分の夢のため、まずは滑り止めで合格しなければ話にならないからね。
今は目の前の標的に集中!
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赤羽業&愛未 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page1 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
赤羽業 - 暗殺教室 (2022年4月14日 12時) (レス) @page2 id: 852d75d539 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リリ | 作成日時:2021年4月3日 19時