爆豪くんの彼女ちゃん (ページ30)

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『離して爆豪くん。今はそう言う気分じゃない』

爆豪｢こんな泣いといてよくゆーわ。｣

爆豪は、Aから流れる涙を指で拭い、背中をトントンと優しく叩いて落ち着かせる。

『辞めてって言ってんの、ほんとに。そんな気分じゃないってば。』

焦凍｢おいA！！危ねぇーだろ....｣

『辞めてって言ったのに辞めてくれない爆豪くんが悪い。』

これでもかと言うほど焦凍を睨み、落ち着かせようとしてくれた爆豪を突き放したA。

爆豪｢.....もうちょい大人になれやポンコツ女。｣

『爆豪くんに言われたくない。』

爆豪｢っせぇテメェに言われたかねぇわ。危機感持てや。狙われてるっつーのに外出歩くバカがどこにいんだ。｣

『ちゃんと持ってるもん.......』

爆豪｢持ってねぇから言ってんだろーが、、｣

『持ってるもん！！！』

クラスメートがいる中、爆豪とAが言い合いになってきているため止めに入ろうとする緑谷。
だが意味もなく、緑谷をスルーして再び喧嘩を始める。

爆豪｢危機感もクソもねぇだろテメェは！！！あったら大人しくするもんだろーが！！｣

『っ、爆豪くんに1番言われたくない！！！私は私なんだから！自分のことは自分が1番分かってる！！！』

爆豪｢......そうかよ。もうテメェなんざ知らんわ。｣

緑谷｢かっちゃん！！！Aちゃんも.....！｣

『爆豪くんなんか大嫌い。もう顔なんて見たくない.....！』

クラスメートが呆然とする中、Aはリビングから出て行った。
爆豪に関しては、気にもしていない。

麗日｢ちょっとA！どこ行くの！！｣

爆豪｢あんなやつほっとけや丸顔。勝手にヴィランに連れ去られたらいいわ｣

飯田｢爆豪くん、！その言い方は酷すぎるんじゃないか！｣

爆豪｢っせんだよ話しかけてくんなや。｣

彼女の誕生日は、どうなるのだろうか。