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『初めまして、うちの名前は……ん?あんた、どっかで見たような……』
「ん?……あ、お前、来栖叶奏ちゃんか?」
『あ!!あんた、烏さんか!!!』
「おぉ〜久しゅうなぁ。叶奏ちゃんが俺のマネージャーか?」
『あ、そうですぅ〜。よろしゅう頼みますわぁ。』
「こちらこそよろしゅう。」
『あの、烏さん?』
「なんや、どしたん。」
『なんかマネージャーなんにさん付けってなんか嫌やねんけど、くんで呼んでもええ?』
「ん、ええで。ほな、代わりに俺も叶奏って呼ぶからな。」
『りょーかい、じゃ、烏くん。休憩終わりや。トレーニング再開するでぇ!』
『……なぁ、烏くん』
「なんかお前から呼ぶこと多ないか?まあええんやけど、どしたん?」
『よく周りからうちと烏くん付き合ってるって言われとるんやけど、なんでやと思う?』
「俺もよぉ言われんねん。なんでやろうか?」
『「分からんなぁ……」』
『…………ん?ちょ、烏くん、練習中止。』
「なんや、どしたん」
『どうしたもこうしたも。烏くん体調悪いやろ。足よぉ止まるし、ドリブルにもキレないで。』
「バレてもうたかぁ…実はちょっと頭痛いねん。」
『そういう時は無理せんと、しっかり休みぃや。無理して試合の時倒れたら、それこそ凡やで。そこのベンチおって。スポドリとか好きにしとってええから。毛布と薬もってくるな。』
「おう、おおきに。」
『ん〜……烏くーん……』
「うわ、出たな末っ子。」
『ぇぇやんかぁ〜、烏くんだって嫌やないやろ?』
「うるさいわ、アホ。」
『烏くんがデレた〜♪おーい!!乙夜くーん、氷織くーん!!!』
「やかましいわ!!!」
「叶奏、またなんか言われたんか。」
『っぁ……烏くん……』
「いつまでも泣いてると凡な人間になるで。」
『ぅん……ほんまごめんなぁ、こんなマネージャーで……』
「謝ることちゃうで。叶奏はいつも俺の体調とかに気ぃ使ってくれとるんやから。」
『ぅぅ……烏くんはほんま優しいなぁ……』
「なぁ、叶奏。1回俺の事呼び捨てで呼んでみてくれへんか?」
『なんやねんいきなり、キショいで。嫌に決まっとるやろ。』
「呼んでくれたらいっぱいヨシヨシしたるで?」
『………からす……』
「ん?なんや?聞こえへんで?」
『か、烏っ!!』
「どしたん?叶奏。」
『ッッッ!!!!もぉ呼ばへん!!!うちの心臓がいくつあっても足らんわ!!』
「なんや、凡やのぅ……」
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死神(プロフ) - CS作成お疲れ様でした。不備等、御座いませんでしたので本編開始まで、関係組みなど (2023年4月5日 22時) (レス) @page32 id: 14ab31b541 (このIDを非表示/違反報告)
悠良(プロフ) - コメント失礼致します。EGOIST PARTNERにて賀川 紗奈の親をやらせていただいています悠良と申します。よろしければ来栖叶奏さんとブルーロックに来る前からの友人又は知り合いという関係を組みたいと思いお声掛けさせて頂きました。 (2023年3月13日 19時) (レス) @page18 id: d0df9cbec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:miria | 作成日時:2022年5月8日 11時