Love Train 2 (Shota.Y) (ページ8)

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side Y

『章大、この前の意見通ったって！』

安「ほんま？」

『さっきね、ともくんからLINE来て怪我も無事に治って明日からまたダンスレッスンだって！』

安「そっか、もう安心やな」

『うん。色々ありがとね♡』

あの居酒屋の話し合いから数日後。

Aからテンション高く電話が来て。

この前の意見が通ったんやとさ。

よかった、これでもう落ち着いて生活できるわ。

『あ、そーだ。』

安「ん？どしたん？」

『明日、章大とマルちゃんって仕事入ってる？』

安「あー…おん。俺は舞台休演日でオフやし、確かマルも１日オフって聞いたで」

『ほんとっ？』

安「え、なん？」

『あのね、明日一緒にウチ来てくれるかな？』

安「おん、ええけど…どうせなら２人っきりの方がええんになぁ…」

『それはまた今度ね！』

安「おん…」

ということで、ワケの分からないままマルとAの家に来ています。

丸「章ちゃん！楽しみやね！」

安「おん、でも何でマルも…」

丸「まぁまぁ！」

ーピンポーン

「はーい」

ーガチャ

丸「…え？」

安「…何で？」

そこには玄関のドアを開けてくれてる小さい男の子。とその後ろにAが。

…どーゆう事や！？

A、結婚してるなんて言うてへんかったで？

あ、もしかして言うタイミングがなかった、とか？

丸「あの…これは？」

安「…」

丸「もしかしてAちゃんの…」

？「まんまー！」

「あー、はいはい！ちょっと待ってね」

？「うー…まーんまぁー！」

「あとでちゃんとあげるから、ね？」

？「…あい」

「ん、いい子」

小さい子をなだめてるA…な、慣れとるし…。

「章大、マルちゃん、説明は後でいい？とりあえず中入って」

安「お、おん」

丸「おじゃましまーす…」

＊＊＊

リビングに入ったらもうひとり小さい子が！

えー。もう、なんなん！

？「まんまー！」

「うん、ちょっと待ってね」

安「A……ママなん？」

「んふ、そーなの」