Love Train 2 (Shota.Y) (ページ4)

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章ちゃんに連れてきてもらったのは、この前の居酒屋。

正直、いい思い出がないお店。

それでも錦戸く……亮ちゃんがいるらしいから、、

待たせちゃ悪いしとりあえず、お店の中に。

＊＊＊

錦「Aちゃん、お酒いける？」

「あ、ビールは苦手で。酎ハイかカクテルなら」

錦「りょーかい。んじゃ……このページから何でも好きなの選び」

亮ちゃんは予想通り、優しい人だった。

今日はまだシラフみたいで安心。

この前は想像の範囲内だったけど酔っ払って寝ちゃってたからね(笑)

今もわざわざ、酎ハイとカクテルのページを開いて選ばせてくれた。

「………じゃあ、このファジーネーブルで」

安「ふふ、オレンジジュースな(笑)」

錦「章ちゃんはビールでええ？」

安「ん、えーよ。」

むう。

オレンジジュースって。

お酒強い人はそうやって言うよねー。

店「おまたせしましたー。ビール２本とファジーネーブルですねー」

安「はーい、どうもー」

錦「んじゃ、とりあえずかんぱーい！」

安「かんぱーい！」

＊＊＊

錦「な、ふたり付き合ってんねやろ？大倉に聞いた」

安「せやで」

錦「わー、いいなー！アオハルやん！」

「いやいや、アオハルって学生のやつですからね」

錦「そうなん？」

「多分…」

安「多分かいっ(笑)」

錦「なあー、俺にもタメ語で喋ってーや。すばるくんに聞いたで」

「えー、もう。エイトみんなお喋りー」

安「ふふ、ごめんなー。」

「でもそーいうとこ好き」

錦「わ！ありがとう！」

亮ちゃんが手を差し出してきたから握り返したらぶんぶん振られた。

「わわっ、」

錦「あ、、ごめんなー。」

安「もー。手加減せーよ？」

錦「Aちゃん大丈夫？」

「ふふっ、亮ちゃんと握手しちゃった」

安「……大丈夫やね(笑)」

＊＊＊

亮ちゃんと章大と飲み始めて30分ぐらいたったぐらいに周りが騒がしくなった。

ーコン、コン

小「すいません遅れました！」

安「待ってたでー、はよ座り！」

「わ！ともくん！久しぶりー！」

神「A姉！元気やった、？」

「んー、ぼちぼちかな」

神「俺もぼちぼち。」