Love Train 2 (Shota.Y) (ページ25)

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side K

雑誌の取材が終わり、1人で買い物を楽しんでる時…

誰かが声をかけてきた。

ファンの子かな、でも今日はなんかそんな気分じゃないんよ。

「あの、すいません…」

小「……」

「ジャニストの小瀧くんですよね？」

え、何この子。

めっちゃウザいんやけど。

小「…違います」

「えぇー？のんちゃんでしょ、どう見ても」

いや、めっちゃ馴れ馴れしいやん。

ほんま何？

小「…あの、ホンマにちゃい…あれ？」

「やっほ！…ふーん、のんちゃんってファンに対してそんな態度とるんだー」

小「あ…Aちゃん(初めてのんちゃんって呼んでくれた)」

「この前はありがとうございました！」

小「あ、ううん。その後、どう？」

「しばらくは落ち込んでたけど、もうこの通り！元気だよ！てかさー、今ひま？ひまでしょ？」

小「あ…まぁ(Aちゃんってこんなキャラだったっけ？ぐいぐいくるなー)」

「じゃあさ、うち来なよ！あたしもバイト終わって暇してるから」

小「え、そんな…」

「遠慮しないで！ご飯なら作るから」

小「…はぁ、」

この前会った時のAちゃんとは打って変わって

ものすんごい気さく(というか馴れ馴れしい？)な性格に変わってたAちゃんに

若ヒキつつも半強制的にお家にお邪魔することになってしまった…

＊＊＊

「ただいまー」

小「おじゃましまーす(ただいま？誰か居るのか？)」

？「おー」

「章ちゃん、ナンパしてきたー」

ん？男？章ちゃん？ってもしや…

てか、あれナンパだったの？

リビングに入るとギターを弾いてる安田くん。

やっぱり。