Love Train 2 (Shota.Y) (ページ19)

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side M

あれからたつよしを尾行して

ヤスの彼女の家らしきところまで来てしまった。

興味本位で来たけど、ほんまにいるんやろか？

村「ここ、みたいやな」

横「なあー、ホンマに来てよかったん？」

渋「大丈夫やろ」

村「ほな、押すで」

ピンポーン…ー

うわ、やばい緊張。

お願い！ヤス出て！

安「はいはーい」

ん？この声、やすだ？

やば。念じれば通じるんやな(笑)

横「…よお！」

安「………」

ーバタン

横と目があったと思ったらすぐドア閉められた。

なんやねん！入れてくれや！

渋「ちょ、」

村「ヤス！閉めんなや！」

安「ちょお待ってぇ～」

ヤス、相当慌ててたな(笑)

そりゃそうや。アポなしやもん。

ガチャ

安「どうぞ」

渋「おじゃましまーす」

村「悪いな、いきなり」

安「悪いと思うんならいきなり来ないでよぉ」

とか言いながら部屋に入れてくれるし

むっちゃ優しいんよね。ヤスは。

やからモテるんやな。

横「言いだしっぺはこいつやから」

安「村上くんが？」

村「俺はなー、お前がヤスの彼女みたい言うから」

横「な、Aちゃんってかわええん？」

村「おま、話聞けや！」

渋「なー、モンハンやりたい」

ごちゃごちゃ言いながらリビングに行くと、大人しそうな可愛い子と

たつよしが仲良さげに…ん？

安「A、お客さん」

「…っ！は、はじめまして！Aです！」

あら。可愛らしいやないの。

最低限の礼儀もなっとるし。

ヤス、どこでこんなエエこ見つけたんよ。

おっちゃん嬉しいわ！

村「どうも。え、と…」

「あ、名前は大丈夫です。知ってますから！」

村「…ん？」

安「eighterやねん」

あ。そーいうこと。

渋「あー、そやったなぁ！」

「すばるくん、お久しぶりです！」

渋「おん、久しぶり。」

横「すばる、どっかで会ったことあるん？」

渋「いや、ヤスん家でちょっとな…」

なんや、すばるフライングしとるやないか！