Love Train 2 (Shota.Y) (ページ12)

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楓ちゃんをゆっくりカーペットに移して、エイトのライブグッズのブランケットを掛けてあげて、トントンしてあげて数分。

可愛い寝息が聞こえてきた。

「楓ちゃんも寝たからあたしりゅーちゃん達と遊んでくるね」

丸「おん、…あ。俺らのブランケット？」

「そう。何かお気に入りみたいで(笑)」

丸「わー、何か嬉しい！」

リビングを抜けてキッチンに行くと

ふたりで仲良くしてた。

龍「ちぱ！」

安「ん？」

龍「じゅーちゅ、うまい！」

安「そうかー、よかったなあー」

龍「(ニコニコ)」

安「(ニコニコ)」

＊＊＊

「章大…なにしてんの？」

安「あ、楓ちゃんミルク終わったん？」

「うん、もう寝てるよ。…それはそうと、２人でニコニコしてどしたの？」

安「んふ、男同士の秘密なー？」

龍「なー」

「章大がやってるから可愛いけど…普通に考えて気持ち悪いよ(笑)」

安「ははは…」

お気に入りのトーマスのコップにジュースを注いでもらって上機嫌な龍ちゃん。

「りゅーちゃん、ちぱにジュースもらった？」

龍「おん！」

「…章大教えた？」

安「教えてへんで？」

「……はぁ、お姉ちゃんに何か言われそう(笑)」

子供は大人が言う事真似しちゃうからなー。

気を付けないと！

安「な、それより明日も俺来てええ？」

「…うんっ！」

安「じゃあまたいっぱい遊べるなぁ！」

むしろ、泊まってくれてもいいんだけど、ね。

その方がこっちとしても助かるし。

何より章大と一緒にいたいし。

「あ、何かねマルちゃんに章大に告白しないの？って言われた(笑)」

安「ぷっ(笑)…付き合ってるって答えたん？」

「曖昧な返事しといた(笑)」

安「ほんならそれマルだけ付き合ってること知らんことにしとこ(笑)」

「んふ、楽しそう！」