Love Train 2 (Shota.Y) (ページ2)

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「はい！はい！」

丸「はい、Aちゃん！」

「歌、聞きたい！ここ、軽めの防音設備あるからアンプ通さなければ大丈夫みたいだよ」

安「…よし！じゃあ俺ギター持ってくる！」

丸「アコースティックバージョンやな★」

安「丸、うちにベースあるから持ってくるの手伝って」

丸「いえっさー！」

「…うわぁ！みんなありがとう！」

丸ちゃんと章大、それからうっちーも章大の家見たいって楽器を持ちに行ってあたしの家から車で10分。往復で20分ぐらい。

さて。何を語ろうか。

＊＊＊

大「な、Aちゃん」

「なにー？」

大「……もう大丈夫？その、色々と」

「んー、大丈夫って言ったら嘘になるけど。お陰様でひとりになる事がないから」

大「そっか、神ちゃんもな大変なんよ」

「……ともくん元気？」

大「取材とかは受けれるねんけどまだ犯人にやられたとこの傷が痛むらしくて激しいダンスとかは無理やねんて」

「……そっか、」

あたしのせいで、とか思ってんのかな。

そうやないんよ。

Aちゃんのせいやない。

神ちゃんのせいでもない。

100パー犯人のせいや。

大「ジャニーさんがな、タレントをケガさせて仕事に支障が出てるからって本格的に犯人探してるみたい」

「そう、」

大「もうすぐや、もうすぐで安心できるからな」

「たちょ、」

大「ん？」

「たまにはイケメンなセリフも言えるんだね」

大「Aちゃんー！たまにはってなんやねん！(笑)」

「へへ、ごめーん。頼りにしてますよ、お兄ちゃん」

大「お兄ちゃん……。悪くないな、うん。今日から俺はAちゃんのお兄ちゃんや！」

「ふふ、ありがと。ちょっと元気出た」

＊＊＊

安「ただいまー」

大「あ、帰ってきた」

「おかえりー」

大「ヤス、あんな！俺Aちゃんのお兄ちゃんになってん」

安「はあ？なに言うてんのー」

大「やーかーらー、お兄ちゃん！」

内「そんなことより始めよ！」

丸「よし、じゃあ始めますか！」

内「えー、限定復活！V.Westのミニライブ開催です！」

「やったー！」

ーパチパチパチ