6話 ページ9
「んっ…ぁ…、もう朝…？」
彼女が目覚めた時にはすでに朝日が昇っていた
昨日話していた神はどこにも見当たらず、祠だけがポツンと佇んだいた
「昨日のは只の夢……
では、無さそうね…」
彼女は夢かと一瞬本気で思ったが、自分の口からでる声色は、自身が長年生きて来た中で聴き慣れている声とは言い難かった
もともと所持していた荷物は全て忽然と消えており、その場所にはポツンと大金の入った封筒が置かれていただけだった
「ここにいても仕方がないわ…とりあえず人のいる場所はいかなくちゃ…
荷物も取られてるから生活品も揃えなきゃだし…
もうここまでされてたら驚く気も起きないわよ…
オペ用の道具…置いて来てよかったかも…」
彼女はため息混じりにそういうと、洞窟を出て当初向かう予定だった街の方へと歩き始めた
.
.
使い慣れていない身体は、山を駆ける彼女にとってとても重荷だった
.
.
.
.
「ここね…やっと着いたわ…
予定よりも随分時間かかったわね…」
彼女は当初からの予定であった合流地点でもある街へ着いた
彼女はぶつくさ文句を言いながらも日用品を買いに街を散策し始めた
.
「ん、と…食料も、衣類も買った
緊急用の医療道具もなんとかなったわね…
付け焼き刃ではあるけど、ないよりはマシでしょ」
彼女はそう言いながら買い忘れがないか探す様に街を歩いていると
『だから＿＿＿＿＿＿、＿＿』
「ぁ……！」
Aは背後から聞き覚えのある声を聞いた
そっと振り返ると、その先にいたのは
.
.
.
「カタクリ…！」
Aの愛しい恋人、カタクリ本人であった
瞬間、彼女は我慢ならず彼の元へ駆け出した
彼女は万国で長い期間仕事に邪念が入らないようカタクリとは会っておらず、更に言えば疲れも溜まっており彼を見た瞬間何も考えることが出来なくなっていた
「カタクリ！！！」
彼女は涙腺を緩めながら愛しい人の名を叫んだ
.
.
.
.
,
.
.
「誰だ、貴様」
彼女は失念していた
今の彼女は、彼の知る“
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城咲(プロフ) - リラン＠レイさん» こちらこそ、お返事を幾度かいただき、ありがとうございました！ 遅くなってしまいましたが、今から早速新作を拝読させていただきますね！お疲れ様です。 (2018年11月10日 23時) (
レス) id: 0982189a9d (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 城咲さん» 長い間ご愛読、本当にありがとうございました。 新作も公開しましたのでそちらもお時間がございましたらお足を運んでくださると嬉しいです。 今後ともどうぞよろしくお願い致します。 長い間、本当にありがとうございました＾＾ (2018年11月10日 20時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
城咲(プロフ) - 錬成会から帰ったら完結してました…体調が優れない時もあったと思いますが、私はこの作品を読めて嬉しかったです！完結おめでとうございます！！ 次の作品も楽しみにしてます！！ (2018年11月7日 7時) (レス) id: 0982189a9d (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 鬼鳥さん» コメントありがとうございます。 本当に永らくお待たせしてしまい申し訳ございません。鬼鳥様の応援もあり、完走する事ができました。ご愛読、本当にありがとうございました。 新作も近日公開予定ですのでどうぞ今後とも当方をよろしくお願い致します。 (2018年11月5日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
鬼鳥(プロフ) - うわぁあい！楽しみに待ってました！！待てば待つほど作品が更新された時に喜びが大きいというものです！！なので無理をせず、むしろ読者を焦らす勢いで！！ずっと待ってますから、ご自身の無理のないように…！いつも更新ありがとうございます！！ (2018年11月4日 10時) (レス) id: 1aa456631d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年8月2日 13時
