86話 ページ41
「貴方…本当にAなの…？」
「そうですけど…」
ロビンはAの姿を今一度頭のてっぺんから足の先まで穴が開くくらい見つめると、顔を青白く染めた
「えぇ？！これがAさんれすか？！
映像とは別人に見えたので、てっきり敵かと！！
失礼しました！」
彼女の足元から大きな声が聞こえてくる
「んん？
え、どこから声が聞こえてるの？？」
Aはそう言いながら辺りを見渡すが口を開いていたものはいない
「ここれす！！」
「ん？
あっ、あぁ…貴方達ね！
ごめんなさいね、気づかなかったわ
もしかして、小人族の方達かしら？」
Aはしゃがみながらそう言うと、レオと隣にいたマンシェリーが彼女の手の上に乗り、自己紹介した
「僕はレオれす！」
「マンシェリーと申します」
礼儀よく2人が挨拶すると、彼女は感極まった声で呟いた
「か…か、可愛い…！！！！
あ、そうそう、私の名前はA
えっと、何から話したらいいのかな…？」
「あぁ、それなら大丈夫れす！
僕はさっきロビランドとのでんでん虫の時に側にいましたから！」
「そうだったの！」
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「あ、あれが…A、さん…」
「僕は、信じられないものを見ている気分だ」
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「「なんて美しいんだ/の…」」
彼女と小人達の様子を遠目から見ていた2人は思わずそう口を零した
彼女らはひまわり畑をバックにキラキラと透き通った髪や肌で、小人達を手のひらに乗せ戯れているのだ
その様子は絵画で観るような美しい絵の一風景切り取ったかのようで、もともと綺麗なものが好きだった2人は余計に目を奪われた
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しかし、1人だけ
彼女をみて険しい表情を隠そうともしなかった者がいた
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「ねぇ、A
貴方もしかして…
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ミズミズの実の能力者…なの？」
険しい顔をしたロビンが、おずおずと彼女にそう告げた
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「………」
Aはロビンを無表情で一瞥したが、ついぞとして口を開くことは無かった
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リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつも暖かい声援をありがとうございます＾＾続編へ繋げましたのでそちらもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月16日 12時) (
レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - おぉ…!! とうとう続編に行くんですか…おめでとうございます。見つけたら、早速読んでみたいですね笑 (2018年6月16日 8時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつもありがとうございます泣 なるべく多く更新したいのですがいかんせん病院の電波制限が私の運営の邪魔をしてくるのです… 私自身はピンピン何ですが医師がいい顔をしないんですよ… (2018年6月12日 17時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 状態が悪くなってしまったのですか…心配です。本当に、あまり無理をしないでくださいね…!!!! 体に気をつけてくださいね。容態が良くなるといいですね。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» 楽しみにしていただけるなんてとても嬉しいお言葉、ありがとうございます。 まだ少しずつの更新のせいで時間はかかりますがどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年5月13日 21時
