78話 ページ33
(え、え…何これ…
鳥籠、でいいんだよね…？？
……私
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もし、抜け出してしまったら
私がミズミズの実の能力者だって事が、バレてしまう…
それだけはなんとしてでも避けたい…)
彼女は必死に抜け出す方法を考えた
そのまま身体を鳥籠に触れても彼女は死ぬことはない
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しかし彼女は
死ぬことよりも、『ミズミズの実』の能力者である事がバレることの方が
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怖いのだ
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「くそっ、おい！ドフラミンゴ！！
お前よくも自分の女にあんな事が出来るな！」
Aが閉じ込められた後、ローはドフラミンゴにトドメを刺すため彼と対峙していた
トレーボルはまだ動けない
鳥籠に閉じ込められた彼女を一瞥したローはドフラミンゴに向かって叫んだ
「ロー、自分のモノは…
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しっかりと“手綱”を引いていなきゃダメだろう？」
「なっ、何を言ってるんだお前…
それじゃまるで
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アイツが…Aが奴 隷みたいじゃねぇか！！！」
ドフラミンゴの発言からローは、かつてシャボンディ諸島でも見た天竜人に支配される“彼ら”の姿が頭をよぎった
その言葉にドフラミンゴは片眉を吊り上げクツクツと肩を大げさに揺らしながら笑った
「そうだ、ロー
言い忘れていたな…
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俺は元“天竜人”だ」
「っ、な…なんだと？！」
「フッフッ…少し昔話でもするか
おい、ロー…お前こんな話を聞いた事はあるか？＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」
ドフラミンゴが笑みを崩さずにローに向かって話し始めたのは自身の壮絶な過去を交えた天竜人の話だった
その話がふと耳に入ってきた彼女は険しい表情を見せた
(私も、昔そんな話聞かされたわね…
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神はどうして…こんな仕打ちをするのだろう…
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彼を含めみんな、ただ幸せになりたかっただけなのに…)
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リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつも暖かい声援をありがとうございます＾＾続編へ繋げましたのでそちらもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月16日 12時) (
レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - おぉ…!! とうとう続編に行くんですか…おめでとうございます。見つけたら、早速読んでみたいですね笑 (2018年6月16日 8時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつもありがとうございます泣 なるべく多く更新したいのですがいかんせん病院の電波制限が私の運営の邪魔をしてくるのです… 私自身はピンピン何ですが医師がいい顔をしないんですよ… (2018年6月12日 17時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 状態が悪くなってしまったのですか…心配です。本当に、あまり無理をしないでくださいね…!!!! 体に気をつけてくださいね。容態が良くなるといいですね。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» 楽しみにしていただけるなんてとても嬉しいお言葉、ありがとうございます。 まだ少しずつの更新のせいで時間はかかりますがどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年5月13日 21時
