77話 ページ32
彼女は顔を伏せ、唇を食んだ
所詮、彼女も『女』
どんなに苦痛を与えられても一度愛した者をそう簡単に見捨てることなんて彼女にはできないのだ
(私は…＿＿＿＿
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助けてくれた“彼”の期待を裏切るなんて、できない…！！！)
ダッ
「ッ、ゴッ…フ、っ…」
彼女は下から迫り上がる鉄を吐き捨てながら、もたつく脚に叱咤しながらドフラミンゴの元へ全力で走る
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彼との距離、1m
彼女のスピードは、衰えない
「私は…
貴方を止める！！！
この身に変えても！！！！」
彼女は彼へ向かって綺麗な弧を描きながら、脚を振り上げ彼の左腕に衝撃を与えた
チャリン…＿＿
彼はその衝撃に怯み、手の中にあった大切なものを手放してしまった
パシッ
それを掴むと、彼女は叫んだ
「ローォォオオォオオォォォオオ！！！」
「Room！！！！！
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.
シャンブルズ！！！！！」
彼女の発言に彼は事を察し、すぐに彼女と足元に落ちていた城の瓦礫を“交換”した
「ロー、ありがとう」
「…死なれたら後味が悪いだけだ」
カチャッ
彼女が彼から奪い取ったのは、彼女の手錠の鍵だった
それをローに渡し、彼女は海楼石から解放された
(……あれから8分…
あと2分遅かったら、私死んでたわ…)
彼女は海楼石の手錠を外したことにより自身で内臓を治癒することができる
これは彼女が
彼女は名実ともに、ドフラミンゴと手を切ったのだ
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「そうか…それかお前の答えか」
彼女の解放を目の当たりにしたドフラミンゴが地を這うような声でそう言った
その瞬間
シュッ…＿＿ガキィンッ
「えっ、な…何これ！」
Aの周りには人1人が入れる程度のサークルが出来上がった
(これ…まさか…)
彼女の周りにはドレスローザを囲うものと同じ…
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鳥籠が形成された
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リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつも暖かい声援をありがとうございます＾＾続編へ繋げましたのでそちらもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月16日 12時) (
レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - おぉ…!! とうとう続編に行くんですか…おめでとうございます。見つけたら、早速読んでみたいですね笑 (2018年6月16日 8時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつもありがとうございます泣 なるべく多く更新したいのですがいかんせん病院の電波制限が私の運営の邪魔をしてくるのです… 私自身はピンピン何ですが医師がいい顔をしないんですよ… (2018年6月12日 17時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 状態が悪くなってしまったのですか…心配です。本当に、あまり無理をしないでくださいね…!!!! 体に気をつけてくださいね。容態が良くなるといいですね。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» 楽しみにしていただけるなんてとても嬉しいお言葉、ありがとうございます。 まだ少しずつの更新のせいで時間はかかりますがどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年5月13日 21時
