75話 ページ30
「っ、ゴフッ…＿＿」
彼女は内側からせり上がってくる血の味に顔をしかめながらも、ローの手を離し起き上がった
「お、おい！！！！」
ローは彼女を止めようとするが、その動きを彼女は一蹴し、1歩ずつ苦しそうな表情を浮かべながらもドフラミンゴの元へ近づいた
「……よぉ、A
お前…よくもやってくれたじゃねぇか…」
ドフラミンゴに放った技は、彼女が気絶しようとも効果が切れることはない
解除するためには、かかった人間が死ぬか、かけた人間であるAが解除するしか方法がないのだ
ただし、海楼石が体内に侵入した場合は話が変わる
そうなると、問答無用でAが使っている技は全て強制的に解除される
「ふっ…
苦しそうね、ドフラミンゴ …」
彼女は自身も苦しいながらに、膝をつき少しばかりか苦しそうな表情を浮かべる彼を見下ろし鼻で笑った
そんな彼女を見ながら満足げな表情を浮かべた彼は
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パシッ
彼女の腕を掴んだ
「っ…＿＿＿」
掴まれた腕から先ほどのロシナンテの事を思い出したのか、少しばかり苦しそうな表情をみせた
彼女の手を掴んだまま、彼はこう言った
「お前、成長したな…
トレーボルじゃなく、俺を狙うとは…
お前はローがトレーボルをオペオペの実の能力でなら止められると判断した
故に1発しか使えないと自分でも理解していた技を敢えて俺に放った…
そうすれば2人とも動く事が出来ず、その間にローが俺にとどめをさす事ができるからだ…」
「…………そうよ…」
彼女は彼が言った言葉に無表情でそう答えた
彼は彼女のその表情を見て、満足げな表情の上にさらに口を上に歪めながらこう言った
「ただ、お前は1つ自分の予想していたこともは違う事が起きた
お前…
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ローがまさか自分を助けるとは…思ってなかったんだろう？」
その言葉に彼女は冷たくこう言い放った
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「ええ、彼は私を見殺しにしてドフラミンゴを殺し、13年前の惨劇である元凶たちに終止符を打つと…そう思っていたのに」
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リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつも暖かい声援をありがとうございます＾＾続編へ繋げましたのでそちらもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月16日 12時) (
レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - おぉ…!! とうとう続編に行くんですか…おめでとうございます。見つけたら、早速読んでみたいですね笑 (2018年6月16日 8時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつもありがとうございます泣 なるべく多く更新したいのですがいかんせん病院の電波制限が私の運営の邪魔をしてくるのです… 私自身はピンピン何ですが医師がいい顔をしないんですよ… (2018年6月12日 17時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 状態が悪くなってしまったのですか…心配です。本当に、あまり無理をしないでくださいね…!!!! 体に気をつけてくださいね。容態が良くなるといいですね。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» 楽しみにしていただけるなんてとても嬉しいお言葉、ありがとうございます。 まだ少しずつの更新のせいで時間はかかりますがどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年5月13日 21時
