72話 ページ27
(あれ…ここ、何処だろう…)
目を覚ました彼女は、どこかの砂浜に横たわっていた
彼女はゆっくりと起き上がり、辺りを見渡す
(わぁ…すっごい綺麗な海…
なんだかまるで、
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この世じゃないみたい…とっても神秘的だなぁ…)
彼女はそう思いながらふんわりと当たる柔らかな風と気持ちいい温度、そして鼻に来る潮の香りを胸いっぱいに感じながら幸せそうな表情を浮かべた
彼女が辺りを見渡すと視界に入る場所には誰1人とておらず、辺りに人の気配も感じない
(せっかくだし、少し海に浸かって行こうかな…？
私、ミズミズの実の能力者だから、ある程度海水に浸かる事は出来るんだよね…)
彼女はそう思いながら少しずつ海へと歩を進めた
(私、
ただ、海楼石みたいな固形は体内に入れば技は使えない、体外に接触している状態で技を使おうとすると
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内臓が破裂して、10分後には回復不能になって死んじゃうんだけどね…)
彼女は自身の能力について確認しながら、一歩ずつ確実に海へ海へと歩を進める
1歩
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1歩
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1歩
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そして彼女が海へたどり着き、足をつけようとした
彼女の目線は足元にあった
(ふふっ、本当に綺麗な海…
足をつけたらきっと気持ちいいんだろうな…)
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パシッ
『何か』が背後から彼女の手首を掴んだ
この辺り一帯には彼女しか居なかったはずなのに
彼女はそっと振り返ると
そこにいたのは
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「ロシー…？」
死んだはずの義兄が、険しい表情を浮かべ
彼女の手首を離すまいと、ひしと掴んでいた
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リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつも暖かい声援をありがとうございます＾＾続編へ繋げましたのでそちらもどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月16日 12時) (
レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - おぉ…!! とうとう続編に行くんですか…おめでとうございます。見つけたら、早速読んでみたいですね笑 (2018年6月16日 8時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» いつもありがとうございます泣 なるべく多く更新したいのですがいかんせん病院の電波制限が私の運営の邪魔をしてくるのです… 私自身はピンピン何ですが医師がいい顔をしないんですよ… (2018年6月12日 17時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
堕天使ルイ - 状態が悪くなってしまったのですか…心配です。本当に、あまり無理をしないでくださいね…!!!! 体に気をつけてくださいね。容態が良くなるといいですね。 (2018年6月12日 0時) (レス) id: d4dbc80d97 (このIDを非表示/違反報告)
リラン＠レイ(プロフ) - 堕天使ルイさん» 楽しみにしていただけるなんてとても嬉しいお言葉、ありがとうございます。 まだ少しずつの更新のせいで時間はかかりますがどうぞよろしくお願い致します。 (2018年6月6日 22時) (レス) id: 9985f29ab9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リラン＠レイ | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/bbs/rirann0229
作成日時：2018年5月13日 21時
