「怖い」「寂しい」「愛されたい」ーJUMPー (ページ9)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:20,351 hit

9話ページ9

その人の家に着くと

そいつは呼び鈴を３回鳴らした。

゛空いてるよー！！゛

という誰かの声。

伊「んじゃっ！

入ろっ？」

と言って俺の腕を掴んで歩き出した

おい！

涼介落ちるだろ！

「あっ！伊野尾くんいらっ、へ？誰！？

い、いのおく、まさかナンパ？」

伊「相変わらずの馬鹿だな。

俺よりひとつ年下なくせに。」

伊「めっっちゃ怖がられてるよーっ

外見やくざだもんな笑笑」

「うるせっ、

で、こいつら誰だよ。」

伊「やおとめひかるくんと

なんちゃらりょうすけくん。」

なんちゃらってなんだよ。

確かに名字が分からないっつーのはあるけどさ、

なんちゃらって。

雄「いや、名前はわかった。

連れてきた理由を。」

あー。それ聞きたい。

伊「いやぁ、

いつもの俺の席に知らない子が寝てたからさぁ、

話しかけてみたら

話があったから。」

なんかごめんなさいだわ。

雄「まぁ、伊野尾くんが人を連れてくるのはよくある事だからな、

今日は親がいないから特別だぞ。」

伊「ありがとー！！

自慢の後輩だわーっ」

雄「ねぇーっ

今から飯買いに行くけど

何がいいー？」

てかこの人だれ？

名前は知らんし顔は怖いし。

涼介は起きんし。

勇気を持って一言

光「っ！あのっ！」

やばい、ふたりとも振り向いた。