18話 ページ19
それから2ヶ月くらい、
たかきとは連絡をとっていなくて、
ずっと学校を休んでだいちゃんの世話をしていた。
伊「んねっ、だいちゃん、
がっこう、行ってみない？」
だいちゃんは首をふる。
伊「なんで…っ？」
大「だって、おれ、ひとりだもんっ、
おともだちとの、かかわりかた、忘れちゃった…っ、」
伊「そっかぁ、
でもね、俺のおともだちいるから
1回行ってみよ？」
だいちゃんは下を向いて
悩んでいるような仕草をした。
伊「1回行ってみて楽しくなかったら
無理して行かなくてもいいから…ねっ？」
大「んー、っ、
わかった…っ！
ちゃんもいっしょ、ね？」
俺もかぁ、
俺さぁ、学校行ってないわけよ、
まーぁ、家に電話がめっちゃかかってきますね。
うちの学校はどれだけ過保護なんだろ、笑
まぁ、かわいいだいちゃんのためなら、
伊「ん〜っ
わかったぁ！」
あーぁ、
留年かなぁ、笑
大「なにきていくのー？」
あー、
おれの通ってた学校、あ、今は たかきが通ってる学校ね笑
中学のくせに制服ないんだよね、
あ、通学カバンはあるよ。
まぁ、カバンは俺の使わせればいいかなぁ、
あんま通ってないから綺麗だし…、
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作者名：華南 | 作者ホームページ：こみゅ〜でよろしく！
作成日時：2017年12月31日 0時
