有岡 ページ3
おれ、ありおかだいき、
やまだが好き。
ネットでしか読めない雑誌のモデルをやってる。
まぁ、知る人ぞ知るってやつだ。
俺の家は
両親がいない。
俺が中1になるころ
事故でし んだ。
親戚も他界していない。
弟だけ。
救ってくれたのはモデルと兼用でやってる
バイト先の店長さん。
中1で、まだチビだったおれに
アルバイトというものを教えてくれたんだ。
最近、金欠。
大「あーっ、どーすっかなぁ、」
バイト、増やすか、
できるだけ、弟には
最低限の普通の暮らしをさせてやりたい。
最近、そう思うようになってから、
バイトを増やしてきた。
バイト先はカフェ。
カフェっつっても、
色々な料理があって安いと評判らしい、
店は朝の6時から始まる。
早すぎそう思った人もいるかもだけど
朝の仕事に行く前にくるお客さんも多いんだ、
1時間1000円
という高いお店だ。
まっ、大変だけどね。
大「よしっ、頑張るか!」
と、カバンを持つと
゛だいきー!
もう帰んのかよーっ!
相変わらずはえぇなぁっ笑゛
大「そうなんだっ、
じゃっ!」
と言って俺はダッシュで教室のわきの階段を降りて
廊下を走った。
それが悪かったんだよな、
目の前の階段から
人が降りてくるのに気づいた頃には遅かった。
ドンッ!
?「いてて、」
大「いたっ、」
いたいなぁ、
だれだろっ、
靴の色は、
1年生、
涼「す、すいませんっ、
ごめんなさいっ、」
かわいい声、
?「いいよっ、
おれも、わるいし!」
おれは、頭を上げると
その子の顔立ちが整ってるなぁと、おもった。
涼「ありがと、ございます、」
おれは立ち上がって
男の子が拾ってる資料を一緒に集めた。
資料ってことは、
職員室かな?
大「これで、全部かな?
おまえ、職員室いくんだろ?
職員室ならあっちだぜ?」
まぁ、しょうがないよね、
まだ、入学したばっかりだもんね、
この学校何かと不便だしな。笑
おれも、1年生の頃めっちゃおこられてたなぁ、なんて笑
1年生の頃からそうだったんだ。
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作者名:華南 | 作者ホームページ:こみゅ〜でよろしく!
作成日時:2018年3月13日 1時