照れてるでしょ? ページ8
俺の髪をアイロンでいじってるAちゃん。
時々手が俺の顔に当たるの!もう!何なのこの子!心臓痛い!
そろそろ限界な俺は話しかけてみた。
Y「ねぇ、Aちゃんってしげと仲いいの?」
「え、…うーん、ただの兄、って感じで特には…。」
ぷぷぷっ。ただの兄だって。
しげかわいそっ。くくくっ。あー、腹いてー。
Y「そうなの笑。ねえ、彼氏いるの?」
「え///いいいませんよ!そんな!いたことないです!」
え、まじで?嘘でしょ?こんなに可愛くて?
寝言は寝て言って、まじで。いたことないわけないだろ。
「告白されたこともないんですよ!//」
…Aちゃん。たぶんね、それ君が鈍感なだけだよ。きっとたくさんの男性が
君に想いを伝えたよ。それをね、君はきっとスルー…。
…ああ無念。
…でも、これは?俺に?チャンス来たかんじですか?
手越祐也の時代ですか?これは?
ぽーーーーーぽーーーーぽ
「手越さん、終わりました。こんな感じでいいですか?」
ひゅー…(北風)
Y「…はい大丈夫です。ありがとう」
なんか一気にうまくいかない気がしてきた。
でも、手越祐也。ここでひくわけないだろ。
Y「ねぇ、俺のこと手越さん、って呼ぶのやめて。」
「え!?え、あ、はい…なんて呼べば…?」
Y「何がいいかな。Aちゃんしげのことしげちゃん、って呼ぶじゃん。
俺もそんな感じがいい。」
「それは、兄なので…汗」
Y「祐也って呼んで。……いいでしょ?」
俺ほんとは恥ずかしかったけど。そんなの全部我慢して、俺の髪の最後の仕上げしてる
Aちゃんのほっそい手首をつかんで引き寄せた。
Aちゃんのすぐ後ろは壁。
「ちょ、とあの、」
Y「…いいでしょ?返事は?」
「え、あ、は、い」
Y「やった。今からね。今から祐也って言ってね。」
嬉しくてぷにぷにのほっぺをぎゅ、ってしたら。
Aちゃんがゆだってしまった。
いかんいかん。…ふふふ。
これ、まだ本気じゃないですから。
…今日の本気は、Aちゃんの歓迎会で。
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りっぷす(プロフ) - さくりんさま:素敵過ぎコメンありがとうございます..泣ハッピーエンドの予定でございます~^^頑張って書きますね!! (2014年6月9日 23時) (レス) id: 054a652d50 (このIDを非表示/違反報告)
さくりん - 手越君との恋すごく想いすれ違いなんですね!!悲しいけどハッピーエンドにしてくれたら、ちょー嬉しいです!!こんなわがままごめんなさい!! (2014年6月9日 0時) (レス) id: cfaf5cd918 (このIDを非表示/違反報告)
りっぷす(プロフ) - てごにゃんラブさま:まぢですか!嬉しいかぎりです...がんばります! (2014年4月4日 0時) (レス) id: 3cad8eb923 (このIDを非表示/違反報告)
てごにゃんラブ - めっちゃドキドキします!続きが楽しみです (2014年4月3日 20時) (レス) id: 9f5d78b7a2 (このIDを非表示/違反報告)
りっぷす(プロフ) - ほるるさま:そんなこと言っていただけるなんて感激です…号泣がんばり増! (2014年3月15日 18時) (レス) id: 0854563eca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りっぷす | 作成日時:2013年12月9日 20時