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それから実習がやりやすくなったかと言うと‥そうでもない。
俺はAが可愛くて仕方なくて意識するようになってしまったから。
Aは相変わらずツンデレだけど、心なしかデレが多めになった気がする。
たまに垣間見るAのデレの部分をもっと見たくて、俺はあの手この手考えるようになった。
今までありがたいことに女の子は勝手に寄ってきてくれてたから、自分から女の子に近づきたくて作戦を練るなんて初めてだ。
まずは餌付けする事にした。
さりげなく作ってきたおにぎりを渡して料理が得意なのをアピールしたりした。
やってる事女の子みたいだな。
ふと我に帰ったりするけど、そんな事構ってられない。
「わたし、料理苦手なの」
それを正直に言っちゃうところがAの可愛いところだ、って思う俺はきっと完全に恋に落ちてるんだろうな。
おにぎりにかぶりつくAを眺めながら言った。
「もっと美味しい物作ってあげるから今度寮においでよ」
「男子寮に？」
「うん。みんないいヤツらだから、紹介したい。
それにみんな大事な女の子は寮に連れてきてる。
俺、正直言って、ずっとそれが羨ましかったんだ」
それってどういう意味？
って顔をしたAの目元がほんのりと赤くなったのを俺は見逃さなかった。
「どういう意味だと思う？」
Aの手を取りながら顔を覗き込んだら
俺の顔が近づいてきたのを勘違いしたのか真っ赤な顔になってAがギュッと目を瞑った。
あれ？って一瞬思ったけど
やっぱりA可愛いな‥。
そう思いながら、ゆっくりゆっくりとAの顔に、自分の顔を寄せた。
続く (更新停止中)
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りぷる(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♪ 女の子がお相手のお話、また書きたいなぁと思っていました！続編になるか、別の設定になるか分かりませんが、ちょっと大人な感じも混ぜながら書いてみたいと思います。気長にお待ちいただけると嬉しいです♡ (2022年5月19日 18時) (
レス) id: 37903b9c18 (このIDを非表示/違反報告)
^_^ - こちらも読ませて頂きました。どのお話も素敵でした。みんならしさがでていて、楽しかったです！このお話達の続きも読んでみたいし、裏のお話も描いて頂けたらとっても喜びます(*^^*)ご無理の無い範囲でお願いできたら嬉しいです。 (2022年5月19日 14時) (レス) @page43 id: b1e5679418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぷる | 作成日時：2022年2月26日 16時
