幼女が2人 ページ3
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この路地裏…暗くなるとちょっと怖い。でも、ここ通らないとお家に帰れないし…
ー…しろ。いいな?
ーはい。…さま。
ん?なんだろう、路地裏から声が。また誰か緊急事態なのかな?
トコトコ…
『ひゃっ!』
え、血?なんで?怖い…
「おい、貴様。」
『えっ?』
やだ…気づかれちゃった?
「っ////(かわいい。なんだこのかわいい生き物は!)」
なんか、顔が赤いような…
『あ、あの、』
「はっ!な、なんでもない。」
『そ、そうですか。えっと、では、私はこれで…』
「まて。」
『ビク…は、はい。』
「っ////…貴様、名前は?」
『えっ?…あ、花蜜A…です。』
「そうか。私は鬼舞辻無惨だ。」
『鬼舞辻無惨さん。』
「無惨でよい。A、家はどちらだ?」
『えっと、この先の路地裏抜けてすぐです。』
「送っていこう。」
『えっ?』
「おなごが夜道を一人で歩くのは危険だからな。」
『あ、ありがとう…ございます。』
〜家着き〜
『あ、あの、ありがとうございました。もうここで、大丈夫です。』
「そうか。気をつけるのだぞ?」
『は、はい。あの、よろしければご飯食べていきますか?』
「いや、大丈夫だ。私はこれで失礼する。」
『そうですか。あの…おやすみなさい。』
「ああ、おやすみ。」
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李猫(プロフ) - めっちゃくそ面白いです!続き楽しみにしてます。 (2021年3月6日 18時) (レス) id: 893699292a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高野豆腐の欠片 | 作成日時:2020年6月13日 0時