君想い (ページ36)

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玉「そんなに心配しなくても大丈夫だから笑ほら、早く行かないと、運転手さん待ってるよ？」

まるで小さい子を急かすみたいな言い方

そんな玉ちゃんも可愛すぎるけど…

私は玉ちゃんにとってどんな存在なの？！

ってそんなことより…

「お、お金は…？」

玉「もう、ほんとバカなの？女の子に払わせるわけないでしょ、そろそろ怒るよ笑ほら行った行った」

少し呆れ気味に言って私の背中を押すから、仕方なくお言葉に甘えさせてもらった

「あ、ありがとう…！」

玉「ほいほーい」

ほんと申し訳ないな…

私はお店の目の前に止まっていたタクシーに乗り込んだ

「すみません、友達がもう少しでくるので少し待ってもらえますか？」

運「わかりました」

数分経って、玉ちゃんが乗り込んできた

玉「××までお願いします」

運「かしこまりました」

え…？××って少し離れてる場所だよね？

なんでわざわざそんなところ…？

「あの、玉ちゃ…」

私が話しかけようとすると、玉ちゃんはその綺麗な長い人差し指を私の唇にあてた

…っ？！//////

玉ちゃんの顔を見ると、少しニヤッとしていて何か企んでいるようだった

え、ど、どういう状況…？///

そしてその指はフッと私の唇から離れた

あ、熱い………

彼に触れられた唇は一気に熱を帯びてみるみるうちに全身を熱くさせた

私、たぶん今顔真っ赤だ…////

恥ずかしくて私はバッと玉ちゃんから目を逸した

き、気まずすぎる………

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