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「今日は、本当にありがとうございました！」
私は、玉ちゃんに精一杯のお礼を言った
玉「こちらこそありがとう！また会おうね〜〜」
玉ちゃんは手をひらひらさせてタクシーに乗り込んだ
楽しかった…
体感時間は一瞬だったけど
でも、玉ちゃんとお話ができて本当によかった
こんなこと、もう二度とあるはずがないから
この気持ちは絶対に忘れないようにしようと思った
幸一「Aちゃん、気をつけて帰るんだよ。」
「はい！ごちそうさまでした！」
幸一さんに見送られ、幸人先輩と二人で駅まで歩く
幸人「お前、裕太に気に入られてたな。」
「それは絶対にないです。」
幸人「だってあいつ、結構人見知りだぞ？」
そうだよね、玉ちゃん人見知りなのに
たくさん話してくれたな…
なんだかすごく嬉しい
「でも、先輩が玉ちゃんと幼馴染だったなんて…。未だに信じられないです。」
幸人「俺もあいつが本当にスターになるなんて思わなかったよ。笑」
幼馴染がスターってすごいなぁ……
てか玉ちゃんの幼少期時代一緒にいれたとか幸せすぎだよ……
幸人「本気で好きになるなよ…。裕太のこと。」
「な、なに言ってるんですか？！玉ちゃんをそんな、恋愛対象として好きになるなんて、あり得ないです。おこがましすぎます。」
幸人「はは、そうなのか笑」
何を言い出すかと思えば、
玉ちゃんが彼氏になったら……？
やばい、妄想しただけで鼻血でそう……。
ただ、先輩が複雑そうな顔をしてたのが少しだけ気になった。
幸人「あいつだって、普通の男だぞ？」
「いいえ、違います」
幸人「いや、即答しすぎな。」
だって玉ちゃんは私達ファンにとって
神様みたいな存在だもんね。
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2019年2月22日 21時
