第４話 ページ4
JMside
いつものように受付をしていると新規の患者さんがいらっしゃった
入って少しボーッとしてる
始めての人はビックリしてる人が多い
それは、緊張感を無くす為と、少しでもリラックスしてもらう為に家みたいな造りにしているから
受付をと声をかけるとゆっくりこっちに向かってくる
正直この女の子を見ていると
ひどく心を閉ざしているのがよく分かる
長くこの仕事をしているから職業病みたいなものかな？
問診票を持ってきてくれたけど、やっぱり肝心な所は白紙
これは特別対応決定だね。
別室に案内したけど、中々入らない
その理由も直ぐに分かった
さっき僕の手に触れただけで怯えていたし、
今も顔色が悪くなってきてる
二人っきりじゃなく他の人も呼んであげたいけど残念ながらこの病院は
女の人は在住していない
やむを得ずヨンタンに頼る事にした
ヒョン達にバレたらヤバいけど……
ヨンタンを連れて来る前にバックヤードに行って
カルテの整理などをしているグクに
「新規で特別対応患者さん」
とだけ伝えた
JK「了解です。フォローいります？」
「いや、今回は逆にいらないかな」
これだけで察してくれたみたいだ
それから走って一旦家に戻る
ここの医師達は皆一緒に暮らしてる
だから病院の裏が家になっていて長い渡り廊下で繋がってる
家に入って一直線にテテの部屋へ
「ヨンタンごめんね〜ちょっと手伝って！」
寝ていた所を起こしちゃって申し訳ないけど
抱っこしてAさんの元まで急ぐ
途中ヨンタンが僕の腕から脱出しちゃって
かなり焦った
患者さんやヒョン達の所に行かれたら大騒ぎだ
何とかヨンタンを追いかけるとAさんと見つめあっていた
ヨンタンも何か感じるものがあったのかな？
Aさんにヨンタンを抱っこさせてあげると
やっと笑顔を見せてくれた
それに、ヨンタンも嬉しそう
ヨンタンと一緒に部屋に入ってくれて一安心
でも本題はここから。
ゆっくり彼女の様子を伺いながら慎重に話をしていく
過去について頑張って話してくれてるけど、ちょっと様子が変だ
ヨンタンも気付いたのか僕を見た
ヤバいかもと思って一旦話を切る
落ち着かせる為にハーブティーを出すと
ゆっくり喉に通す
つらいだろうけど話を聞かせてもらわないことには診察はできない
そう伝えると、
Aさんは治す為に頑張ると言った
そんな凛々しい彼女に少しドキッとした……
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ラン - めっちゃ続き気になります！もう一作の方もです！医療系のお話あんまり見なくて読んでみたら自分好みの作品でした！続き待ってます。 (2018年12月29日 0時) (
レス) id: a2726dcf42 (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - おるペンさん» そう言って頂けて何よりです！！励みになります、ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - ちむちむさん» 大変ですが、就活も更新も頑張りますね！！！ありがとうございます！！(>_<) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - あゆみんさん» ありがとうございます！！(｀；ω；´) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
おるペン - とても面白かったです。就活、頑張ってください。 (2018年12月7日 21時) (レス) id: acf76f7e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーぽぽ | 作成日時：2018年9月17日 22時
