第２５話 ページ27
Aside
あれから皆さんに色々手助けしてもらって、
カンさんは逮捕され、仕事も辞めて、
引っ越しの準備も着々と終わらせた
そして今日、引っ越し当日
天気が良くて清々しい今日はまさに引っ越し日和
引っ越し業者さんが残りの荷物を運び出すのを見ながら少しドキドキと胸が鳴っている
JN「Aちゃ〜ん！おはよ〜！」
ジンさんが迎えに来てくれた
「おはようございます！ジンさん朝早くからすみません(汗)」
JN「全然大丈夫だよ！！」
ジンさんと話していると引っ越し業者さんが荷物を全て運び終わって先に出発してくれた
私たちもそろそろ行こうとジンさんが言う
正直、この家から出られるのは嬉しいような悲しいような
凄く、複雑な心境だ
JN「………悲しい？」
「よく、分かりません………
ここには悲しくてつらい記憶ばかりなのに、その中にほんの少しだけでも楽しかった記憶もあったからかな
少し寂しくも感じます……」
じっと家を見つめる私をジンさんは何も言わず、ずっと待っててくれる
私は決めた
これからは、過去を乗り越え新しい未来を
幸せいっぱいにしたい
だから、私は最後に一礼してこの家を去った
JN「ただいま〜！」
ジンさんの声に皆さんが玄関まで来てくれた
「お邪魔します」
JK「お邪魔しますじゃないでしょ」
JM「そうだよ！これからは“ただいま”だよ！」
「あ、、、ただいま、、、」
「「「「「おかえり〜〜！！」」」」」
ただいまを誰かに言った事も、おかえりを誰かに言われた事も無かった私には本当に嬉しい
普通の人にとっては当たり前の事でも
私にとっては“特別”
TH「Aちゃん！早く中入って！！」
リビングに皆で入っていくと
綺麗に飾り付けされた部屋
えっ、なに？
びっくりしていると
JH「驚いた？(笑)」
RM「Aさんの引っ越し祝いです」
TH「後、“家族”になったお祝い！」
「“家族”？」
JM「そうだよ！これからは一緒に暮らすんだから“家族”でしょ！」
私には家族と呼べる人は正直いなかった
“家族”と言う言葉があまりにも嬉しくて
涙が溢れた
SG「めでたい日に泣くなよ(笑)」
ずっと何も言わず見守ってくれていたユンギさんがようやく口を開いてくれた
「本当に、本当にありがとうございます」
私は皆さんに心を込めて頭を下げた
それから引っ越し祝いのパーティーを楽しんだ
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ラン - めっちゃ続き気になります！もう一作の方もです！医療系のお話あんまり見なくて読んでみたら自分好みの作品でした！続き待ってます。 (2018年12月29日 0時) (
レス) id: a2726dcf42 (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - おるペンさん» そう言って頂けて何よりです！！励みになります、ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - ちむちむさん» 大変ですが、就活も更新も頑張りますね！！！ありがとうございます！！(>_<) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - あゆみんさん» ありがとうございます！！(｀；ω；´) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
おるペン - とても面白かったです。就活、頑張ってください。 (2018年12月7日 21時) (レス) id: acf76f7e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーぽぽ | 作成日時：2018年9月17日 22時
