第２２話 ページ24
Aside
次に目を覚ましたのは朝…
眩しくて目を開けると昨日と同じように真っ白な天井
でも、起き上がると昨日の処置室ではなく病室に変わってる
まだ昨日の事が甦って寒気がするけど
そこまで怖くないのはきっと、
右手の温もりがあるから………。
私の手を握ってくれてる人は朝日が眩しいのか少し眉間にシワを寄せる
その拍子に前髪が流れ落ちた
退けてあげようと手を伸ばす
男の人なのに凄くさらさらな髪
何度か髪を撫でていると
心が穏やかになる
毎朝こんな朝がいいと思ってしまう
そんな事を思っていると微かに唸り声を上げて
起き上がった
その瞬間手が離れて名残惜しく思った………
SG「起きてたのか」
目を擦りながら言うユンギさんに首を縦に振る
SG「気分はどうだ」
「大丈夫です」
SG「そうか……少し落ち着いてるなら朝飯の後にゆっくりでいいから、話を聞かせてくれるか
１人で抱え込んでんのもつらいだろ」
「はい。
ユンギさん…
昨日は、本当にありがとうございました
ユンギさんに助けていただかなかったら今頃どうなっていたか」
考えただけで体が震え上がってしまう
SG「馬鹿か、悪いように考えて怯えてんな
結果は最悪の事態を免れたんだ」
ユンギさんの手が
ゆっくり、ゆっくり近づいてきて
ふわっ
と頭を撫でてくれる
SG「お前が無事でよかった」
何でいつもユンギさんは嬉しい言葉ばかりくれるの……
ただただ胸がギューッとする
こんな胸の痛み始めて
SG「なに朝っぱらから泣いてんだよ(笑)」
知らずに涙が溢れていたらしく拭ってくれる
その手が頬に添えられて見つめ合う
どちらからともなく顔が近づいていく
正直ユンギさん達にはもう恐怖はない
いつの間にか慣れていたみたい
唇と唇がもうくっつくと言うところで
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!!
TH「おはよー！！！」
瞬時に私とユンギさんは離れた
TH「あれっ？邪魔しちゃった感じ？？」
恥ずかしすぎる
頬が熱くなるのを感じながら俯く
SG「うるせぇー、何の用だよ」
TH「朝御飯持ってきたの！！
Aちゃん具合はどう？！」
「おはようございます、テヒョンさん
もう大丈夫です。」
TH「そっかそっか！それはよかった！
てゆーか、顔真っ赤だよー(笑)」
恥ずかしくて助けを求めるようにユンギさんを見ると
ユンギさんも少しだけ頬を染めて顔を背けていた
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ラン - めっちゃ続き気になります！もう一作の方もです！医療系のお話あんまり見なくて読んでみたら自分好みの作品でした！続き待ってます。 (2018年12月29日 0時) (
レス) id: a2726dcf42 (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - おるペンさん» そう言って頂けて何よりです！！励みになります、ありがとうございます｡ﾟ(ﾟ´Д｀ﾟ)ﾟ｡ (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - ちむちむさん» 大変ですが、就活も更新も頑張りますね！！！ありがとうございます！！(>_<) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
りーぽぽ(プロフ) - あゆみんさん» ありがとうございます！！(｀；ω；´) (2018年12月16日 20時) (レス) id: cae51d67aa (このIDを非表示/違反報告)
おるペン - とても面白かったです。就活、頑張ってください。 (2018年12月7日 21時) (レス) id: acf76f7e67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りーぽぽ | 作成日時：2018年9月17日 22時
